西山:鮎坂山(644.6m) 福岡県



山頂からの眺め  平地の先は玄界灘 T君撮影


経路概念図 クリックで 拡大






山頂 T君の前には一等三角点
点名は、鮎坂山


2019年6月1日

 T君にとっては、初めての山。祖父母には、初めてのルートである。
 車は最も奥の民家の前にある、車10台ほどの広い路肩スペースに駐車。

 駐車地から、林道を進む。T君はマタタビやアブラギリなどの花を撮りながら、大きな葛にもぶら下がってみて林道の終点へ。
 そこから、堰堤下の沢へ降りる。彼は、流れを渡るために動かない石を探し、飛び石にして対岸へ渡る。
 階段を登って高い堰堤を越え、大小の石がごろごろする沢を登る。やがて水流が消え、さらに沢を詰めると薦野(こもの)峠に着く。

 爽やかな風の峠で一休み。すると、T君は糸にぶらさがって揺れるミノムシを見つけた。
 平地のミノムシは近年見かけなくなり、彼には貴重な発見である。

 峠から少し進むと、補助ロープが張られた急坂になる。自然林の中を登っていると、樹齢数百年と思われるアカガシの大木に出合う。大木の下で一息入れて、さらに登る。

 山頂は開けていて見晴らしが良く、横に広がる平地の先には玄界灘が見える。
 するとT君は、玄界灘の潮風に~・・・と 、ソフトバンクホークスの応援歌。
 彼の応援歌をBGMに、雄大な風景を眺めながら一休み。
 そのあと、往路を引き返して駐車地へ戻った。
 

ピンク地はT君が撮影


マルミノヤマゴボウ



満開のアブラギリ



咲き始めたマタタビ(キウイの中間)
花は、キウイの花にそっくり


表が白くなったマタタビの葉



林道わきの、大きな葛にぶら下がってみる



ウツギ



ユキノシタ



背伸びをしてアブラギリの花を撮る



山に棲むタゴガエル



糸にぶら下がったミノムシ
見えにくいので、T君の帽子をバックに(右)



砂防ダム下の沢を渡る



これから、後にある砂防
ダムの堰堤を越える



動かない飛び石を探して渡る



奥に光芒がさす、涸れ沢を登る



ウツギを撮る



薦野(こもの)峠



自然林を進む



アカガシの古木



基本通り、大きな段差を後向きに下る



頭を出した、たくさんのギンリョウソウ



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