鴨ヶ岳(201.6m) 福岡県



⑦深山のような雰囲気の自然林を登る


経路概念図 クリックで 拡大







⑮ 山頂


2019年5月25日

 T君にとっては、初めての山。車は、少し離れた公園の駐車場へ。そこから、車道を1kmほど歩いて林道に入る。

 T君は、咲いている花の写真を撮りながら進む。林道は池の横で終わり、そこから徒歩道を登る。
 濃い緑のうっそうとした自然林を登ると、やがて尾根に出る。補助ロープが張られた尾根は、急傾斜が続く。

 山頂に近づくと、岩場が現れる。T君は岩場のルートを自ら見定めながら、手足を使って越えて行く。
 山頂は樹林の中。樹木の葉っぱの間から、僅かに平地が見える。

 山頂で一息入れて、ライオン岩へ向かう。大法山への分岐を過ぎ、帰りに下る分岐点を確認して、さらに進む。
 高圧電線の鉄塔に出合った所で、T君が携行しているルート図を広げてみる、その場で、「地図に描かれた送電線とルートとの交点が地図上の現在位置である」ことをT君に伝える。すると、彼は上空の電線と地図を見て、すぐに納得。そこからしばらく下ると、大きな岩に出合う。

 大きな岩に「ライオン岩」の標識はない。T君は周囲を回りながら、「ゴリラのように見える」などと言いながら、ライオンに見えそうな所から撮影をして、引き返す。

 先ほど確認した分岐から、周回路を下る。地面には落ち葉がたくさん積んで踏み跡が分かりにくく、テープの目印を探しながら下る。やがて往路に出合って、駐車場へ戻った。

 === 追記 ===
 今年、T君の目標の一つは、「花や木の名前をたくさん覚える」こと。
 彼が覚えた植物の名前を思い出せるように、嗅覚や味覚もできるだけ体験させるようにしている。
 今日はドクダミやサンショウ、それにスイカズラなどを嗅いだり味わったりした。
 今後は、植物の名前を覚えると同時に、T君自ら臭いや味も体感するように願っている。


ピンク地はT君が撮影


クリの花 
実になる雌花は、長い雄花の元にある
金平糖のような形をしたのも



センダン



スイカズラ
この花を一つ摘んで、吸ってみる 写真③



ドクダミ



①公園の駐車場から、車道を進む



ガクウツギ



タツナミソウ



②林道の分岐点 
鴨ヶ岳の道標があり、車の進入を
止めるロープが張られている



カンアオイの花



ムラサキカタバミ



③スイカズラの花をを吸ってみる
その感想は、甘~い
^^



ヘビイチゴ



T君が見つけたアリ地獄



④ ヘビイチゴを撮る



山頂の三角点 点名は「鴨ヶ岳」



ライオン岩 
ライオンに見えますか?



⑤林道を進む



帰りに立ち寄った、嘉麻市の沖出古墳 
T君は古墳への関心が高く、熱心に見学



⑥自然林を登る



沖出古墳の上からの眺め



⑧尾根に出て、補助ロープが
張られた急坂を登る

 

⑨アリ地獄を撮る

 

⑩岩を越える

 

⑪大きな岩に乗ってみる

 

⑫山頂近くの標識

 

⑬ 山頂手前にある、大岩の横を通る

 

⑭岩場を登る

 

⑯ ライオン岩
ライオンに見えそうな地点を探して、カメラを向ける
 

⑰大岩に触れてみる

 

⑱倒れた大木の下をくぐる



沖出古墳 大きな前方後円墳です

 


遊歩道を登って、沖出古墳の上に

 


モンシロチョウ

 
 

ホオジロ


Back