福智山(900.5m)~鷹取山(620m) 福岡県 |
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福智山山頂から筑豊盆地の眺め |
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経路概念図 クリックで 拡大 |
福智山山頂からの眺め 右奥は平尾台、中央奥は足立山 |
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ピンク地はT君が撮影 |
2019年4月2日 T君は、この4月から6年生。そこで、最初に選んだのが福智山である。 この山は九州百名山の一つで、彼が数年前から「登りたい」、「登りってみたい」と希望していた山である。 しかし、この山は標高差が大きく、成人並の体力が必要である。 そのため、彼の体力と歩き通す気力が備わるのを待っての登山である。 駐車場から、落差25mほどの大きな滝を経て急坂を登る。 途中から虎尾桜へのルートに入る。谷間にあるその桜はエドヒガンといわれ、ピンクの花はちょうど見頃。高く枝を広げた満開の桜は、素晴らしい眺めである。 先ほどのルートへ登り返して、さらに急坂を登る。やがて林道を横断。そこから先は傾斜が一層急になる。T君は「ハァハァ」と荒い息をしながらも、元気に登って八丁に到着。 そこからは、これから向かう福智山の頂が近くに見える。 その頂を眺めながら、緩やかに登れば山頂である。山頂は360°の大展望。T君がこれまでに登った三郡山や嘉穗アルプス、それに英彦山や平尾台の山々も見える。 さらに、彼が次の目標にしている、九州百名山の犬ヶ岳も遠くに見える。 T君が確認した山頂の気温計は5℃。吹く風は冷たく、風の当たらない日だまりを見つけ、T君と祖父母、三人並んでのお昼ご飯。 雄大な風景を眺めながら食べるおにぎりは格別においしく、たくさん食べて周回路を下る。 やがて、鷹取山への分岐点、上野越に着く。そこから人工林の中をしばらく登れば、鷹取山の山頂である。 そこは城跡で見晴らしが良く、東には今登ってきた福智山が大きく迫り、西には筑豊盆地をゆったりと流れる遠賀川も見える。 上野越まで引き返して、しばらく下ると林道に出合う。林道を右へ10mほど進んで左へ分岐する徒歩道に入る。 しばらく下ると、ルートは大小の石がゴロゴロする川底を通る。やがて川底を離れ、さらに下ると車道に出る。そこからは、車道を進む。 T君は6時間余りを歩き、ゴールに近づいても体力には余裕がある。彼は歩調に合わせ、「暴れん坊将軍」のメロディーに蹄の音も交えて口ずさみながら、足取りも軽く駐車場に戻った。 今回歩いた標高差は登り、下りともに1035mであった。 T君は、成人並の体力を要するその標高差を、余裕をもって歩き通した。 さて、彼が次の目標にしているのは、九州百名山の犬ヶ岳。 T君はこの山に登れば、九州百名山のうち、福岡県にある13座全てに登ることになる。 ~頑張りましょう。 T君!~ |
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落差25mの白糸の滝 |
中腹の展望地から眺める田園地帯 |
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満開の虎尾桜 |
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サツマイナモリ |
ヤブツバキ |
①駐車場から車道を進む |
キブシ |
アブラチャン |
②車道に別れて白糸の滝へ |
ヤマルリソウ |
ムラサキケマン |
③ 白糸の滝 |
サクラ |
オモトの実 |
④白糸の滝近くの石仏 |
八丁にある大きなケルン |
山頂付近を旋回するヘリコプター |
⑤白糸の滝から急坂を登る ストックの使い方も上手になりました |
鷹取山山頂から見る福智山 山頂は中央左奥の小さく見えるピーク |
⑥大木の根元を登る |
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⑦岩場を登る |
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鷹取山山頂からの眺め 福智町方面 |
⑧ 虎尾桜 |
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⑨八丁のケルン |
⑩奥は、これから登る福智山の山頂 |
⑪ 福智山山頂 |
⑪ 福智山山頂の祠に参拝 |
⑪ 福智山の山頂にある方位盤を見る |
⑫福智山の山頂から祖父と下る |
⑬鷹取山への分岐点 上野越 |
⑭ 鷹取山の山頂 奥は、今登ってきた福智山 |
⑭ 鷹取山の山頂から遠景を撮る |
⑮岩がゴロゴロする川底を下る |
⑯堰堤の下へ、急な石段を下る |
⑰下山口にある、3Dのルート図を見る |
クロキ |
ヤマザクラ |
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ツルシキミ |
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