土器山 どきやま(429.9m):八天山 佐賀県



山頂からの眺め 背振山方面


経路概念図 クリックで 拡大








麓の麦畑から見る土器山



年々深くなる細い登山道



中宮跡の大岩に彫られている仏像


2019年2月26日

 久しぶりの青空に、土器山を訪ねてみた。
 麓ではホトケノザやナズナなどが咲き、麦畑では春の農作業が始まっている。
 山道の木々の多くは、まだ冬の装いである。そのような中に咲き始めたシキミを見つけ、近づく春を実感する。
 ところが、山頂から眺める佐賀平野は霞の中。
 帰りに立ち寄ったバイカイカリソウの群落では、白い花を見つけて嬉しくなる。
 ここの白い花は、初夏の頃まで咲き続ける。今日は花の季節の幕開けに出合ったようで、心がときめく。


上宮 御神体岩
 手前にはたくさんの「かわらけ」:素焼きのお皿
登山口の八天神社で初穂料を納め、「かわらけ」を
いただいて上宮まで持ってきてお供えをされたもの
古い時代の習わしが、再び始められたようである
土器山の名は、古い時代の習わしからつけられたもの
往時は「かわらけ山」とよばれていた、と伝えられている



親不孝岩

 

山頂



シキミ



ヤブツバキ



スイセ



ナノハナ



ホトケノザ



ナズナ



オオイヌノフグリ



青空に映えるウメ


  
帰りに立ち寄り、今季初めて見つけたバイカイカリソウ



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