金山南岳(約330m)~金山北岳(317.3m)~弥勒山(約230m) 福岡県



金山南岳からの眺め 中央は宗像市街 T君撮影



経路概念図 クリックで 拡大







①出発地


2018年12月23日

 宗像市と遠賀郡の境には、四塚連山と呼ばれる城山、金山、孔大寺山、湯川山が連なる。
 このうち、T君がまだ登っていないのは金山である。そこで、今日は金山とその近くの山を周回する計画である。

 岡垣町上畑集落のはずれに駐車。農道から徒歩道を登って石峠に到着。
 石峠は四塚連山の縦走路にあり、そこから縦走路を北へ向かう。照葉樹林の急坂を登ると、やがて金山の南岳に着く。ここは南西方向が開けていて、視界には宗像の市街が広がる。

 金山の北岳に向かって少し進むと、帰りに周回する弥勒山への分岐、写真⑯に出合う。ここでT君は、帰りに分岐を見落とさないように、縦走路脇に太めの枯れ枝を数本置いてさらに進む。
 金山北岳の山頂は樹林の中。僅かに開けた樹木の間からT君が以前登った孔大寺山が見える。

 ひと休みして、往路を引き返す。T君は、先ほど弥勒山への分岐に置いた目印の太枝を見落としてしまい、少し通り過ぎたところで気づいて、どうにかセーフ^^;;

 分岐から、弥勒山への急坂を下る。やがて傾斜が緩み弥勒山への急な登りにかかるところで、左への分岐を見つけた。ここに道標はないが、目印のテープがあって近くには石仏がある。ここで地図を見て、分岐の先を推測すると林道へ下る近道のようだ。帰りはここから下ることにして、ジグザグに登って弥勒山に到着。
 山頂一帯は城址で平たく、、石仏が何体も安置されている。山頂からは、樹林の枝越し遠くに玄界灘が見える。

 先ほどの分岐まで引き返して、ロープが張られた急坂を下る。しばらく下ると、弥勒山へのルートに合流。さらに下ると林道に出合う。出会い地点には、写真㉒の弥勒山方向を示す道標がある。
 林道を北東方向へ進むと、やがて林道の終点に着く。そこから先は徒歩道を登り、往路で通過した石峠へ。石峠からは、往路を引き返して出発地へ戻った。

 T君は今日の金山登山で、四塚連山全ての山に登った。この連山は縦走路も整備されている。縦走路は累積の高低差が大きい難路であるが、彼が成人になった頃に改めて縦走への思いを馳せて欲しい。
 
 追記
 今回は、あちらこちらでキクラゲに出合った。このところ気温が高くて雨も降り、キクラゲの生長は早いようだ。
 また、ヤブツバキも咲き始めていて、この花も早いようである。



ピンク地はT君が撮影

        GPSの画面
 画像は明瞭ではないが、上段の円の中は、今受信できている人工衛星の番号が表示されている
 T君が関心を持っているのは、日本の準天頂衛星システム「みちき」の番号
 数多くの衛星番号の中に、「みちびき」の番号、193、194、199、195も表示できている
 この時、中央の天頂に表示されていたのは193番
 ちなみに、この11月から運用が開始された「みちびき4号」は195番



フユイチゴの実



アオキの実



黄色く色づいたヤマブキ



②池の横を進む



キクラゲ
食べ頃で、おいしそう・・・ ^^



白いキノコ



③農道を進む



石峠



金山北岳山頂



④石峠への徒歩道を登る



金山南岳山頂から見る孔大寺山

孔大寺山はT君が以前に登った山


弥勒山山頂手前、
林道への分岐点近くの石仏



⑤倒木をくぐる



⑥倒木を越える



⑦ 石峠に到着



⑧石峠でGPSの人工衛星画面
「みちびき」の表示番号を撮影



⑨石峠から金山南岳へ登る



⑩照葉樹林の中を進む


⑪急傾斜を登る



⑫  金山南岳山頂




⑬縦走路を金山北岳へ向かう



⑭ 金山北岳山頂



⑮ 金山北岳から孔大寺山を撮る



⑯縦走路にある弥勒山への分岐点



⑰弥勒山への急傾斜を下る



⑱落ち葉が積む道を下る



⑲ 石仏を撮る



⑳ 城跡で平たい弥勒山の山頂



㉑小さな岩の崖に出合う



㉑崖を慎重に下る



㉒林道石峠線への出合い地点



咲き始めているヤブツバキ



ヤブコウジの実



アリドオシの実



Back