南極観測船 「しらせ」 に乗艦



T君が乗船する「しらせ」

 
ピンク地はT君が撮影


{しらせ」の甲板から見る福岡市街



「しらせ」







スノーモービル



博多港国際ターミナル・展望デッキからの眺め 「しらせ」は左の赤い船



天神から 博多港国際ターミナルまでは
連結のトレーラーバスで






2018年9月22日

 T君に、嬉しいしプレゼントが届いた。贈っていただいたのは、彼のことを気にかけて下さる山友さんご夫妻。
 プレゼントは、南極観測船「しらせ」の乗船券二人分である。
 しらせ」は、8年ぶりに博多港に寄港。その一般公開の乗船券を速達で送ってくださった。

 T君は高揚した面持ちで、「しらせ」に乗艦。操舵室や観測隊員の寝室、食堂などを興味深く見て回る。その中に、浅間大社の神棚があったのにはちょっとびっくり。
 船内では、南極から持ち帰った石や一万年前の氷に触れてみる。氷に耳を近づけると、一万年前の空気が弾け出す音が聞こえるそうである。ところが、周りの音が大きくてその音を聞くことはできずに、残念。
 
 次は、観測隊長さんのお話。
 砕氷艦の船底はお椀のように丸くなっており、氷の上に乗り上げて氷を砕いて進む。
 そのため、ほかの船に比べてとても揺れるそうである。
 また、南極の氷が全部溶けたら、地球の陸地はどのくらい沈んでしまうのか、という例え話も。
 T君は自分のお家がどのようになるのか、気がかりな様子。「もし、そのようなことがあるとしても数千年単位のこと」、との説明があってほっとした表情に。
 続いて、南極と北極の違いや、南極は地球のタイムカプセルであること。南極の生物や気候、地質のことなどを分かりやすく説明していただいた。
 T君は熱心に耳を傾け、クイズ形式の質問には元気よく手を上げるなど、興味深くて有意義な見学であった。

 今回の貴重な機会を与えて下さった山友さんご夫妻に、T君ともども深く感謝をしている。




タラップを登って乗艦するT君



乗艦したT君・中央















スノーモビル



「しらせ」艦長さんの椅子



操舵のハンドルに触ってみる



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