脊振山(1054.6m) 佐賀県 |
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山頂 雪は強い風に飛ばされ、深さは20~30cmほど |
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経路概念図 クリックで 拡大 |
山頂の神社に参拝 |
2018年1月13日 T君が初めて雪の脊振山に登ったのは5年前・5歳の時。 今年も彼の希望で、真冬の脊振山へ。数日前から大雪であったが、山頂近くの駐車場へ通じる車道は除雪されていて、車で順調に進む。 駐車場の積雪は30cmほど、気温は-5℃である。T君は、真冬の服装に初めてのスパッツとアイゼンをつけて準備は完了。 T君はアイゼンをつけて歩く練習してから、登山道の取り着き地点へ。 彼は嬉しそうに、足跡のない真っ白な雪面へ一歩を踏み出す。すると、いきなり膝のあたりまで雪に沈む。T君は初めての深い雪にとまどいながらも一歩、また一歩と登る。 雪は段々深くなり、両手両足を使って懸命に登る。息は荒くなり、雪の深さが彼の腰に近くなったところでギブアップ。ここで、先頭をおじいちゃんに交代。 積雪は益々深くなり、ついに大人の腰のあたりまで。1mほどの積雪に加え、傾斜も急になってきた。ストック2本を横に持って眼前の雪を手前へ掻き落とし、膝で圧雪しながら登って山頂に到着。 山頂は粉雪が舞い、遠景は霞んでぼんやり。一休みして、トレースを引き返した。 今日はラッセルに時間がかかり、例年の2倍ほどの時間を要した。 下山のあとは、恒例の雪だるまづくり。山頂に近い駐車場の雪はさらさらして固まらず、車で下りながら固まる所を探すことに。 車で下りながら4カ所で試して見るが固まらず、さらに下って気温が0℃になったあたりで雪が固まる所に出会った。 T君は手慣れた要領で雪を小さく固め、転がしながら大きくしていく。彼は重たくなった雪の塊を渾身の力で転がして、頭と胴ができ上がり。それを、T君とおじいやんおばあちゃんの三人で二段重ねにして、雪だるまが完成。 T君が希望した雪山登りは、身動きがとれないような深い雪とラッセルの貴重な体験をして無事に終えた。 |
ピンク地はT君が撮影 |
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山頂の灯籠 |
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駐車場の大木 |
登山道の雪景色 |
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駐車場で雪景色を撮影 足には、初めてのスパッツとアイゼン |
登山道の取着き地点 積雪は50cmほど 足を抜くのに苦労をしながら、一歩一歩進む |
雪は膝の上まで深くなり呼吸も荒く |
疲れて、とうとう四つん這いに |
また立ち上がって登るが・・・ |
T君は、すぐ先でラッセルをギブアップ ここで、先頭をおじちゃんに交代 |
得意のポーズ |
すぐに元気を取り戻し、はしゃぎながら登る |
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雪のトンネル 雪は段々深くなり、T君の腰のあたりまで |
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おじいちゃんのラッセルのあとを登る このあたりの積雪は1mほどに |
山頂はもうすぐ 深い雪の急傾斜を這うようにして登る |
帰り道・雪の上にごろ~ん |
雪だるまづくり 雪が固まるところまで車で下った標高270mあたり |
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① 小さく丸めて |
② 転がしてだんだん大きく |
③ 重たくなると腰を入れて転がし |
④ 疲れてハーハー言いながら一休み |
⑤ また力を入れて転がし、さらに大きく |
⑥ 二段重ねにして・・・ |
⑦ 目鼻を付ける |
⑨ ササの葉で手をつけ、お腹に自らのイニシャルを入れてできあがり! |
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⑧ 両足のアイゼンと右足のスパッツは 下山地点で外していました |
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