秋月街道:古八丁峠~秋月 (福岡県)



古八丁峠 ・ 朝倉市側の秋月街道入り口

 
 
2017年12月2日
  
 秋月街道の古八丁峠から、秋月まで歩く催しに参加した。
 リーダー兼案内者は、秋月街道を学術的に調査した朝倉市の職員さん。その方から歴史や街道の説明をしていただきながら、山登りならぬ山下りである。
 参加者は、朝倉市や隣の筑前町で地域活動などをしている8名の皆さん。

 秋月街道は、古八丁越しと新八丁越しの二つのルートがある。
 古八丁越しは江戸時代以前の街道。新八丁越しは、江戸時代秋月に城が出来て以後の街道だそうだ。
 新八丁越しは、秋月城の守りを固めるため城を遠く迂回する道を新たに造ったそうである。

 歩きながら石畳や石垣の造り方、造られた年代の見分け方、石碑の解説、遺跡等々教えていただいた。掲載している写真や解説は、その一部である。

 今回は、ルート周辺の紅葉も期待していた。しかし、標高の高いところは既に落葉。紅葉は潭空庵(だんごあん)から秋月の集落あたりに赤く輝いているところが多かった。

 次は新八丁越しのルートを歩きながら、そこの歴史や史跡を案内していただくことを約束して、皆さんとお別れした。

 今日のルートは正確に記録したいと思い、いつものようにGPSを携行した。ところが、自宅でPCに転送してみると記録できていなかった。
 歳のせいかな?・・・。反省、反省。
 



国道322号の八丁峠・ここから出発



準備された地図を見ながら説明を受ける



古八丁峠



経路概念図
 




追分石(表)
右 川ソコ ヘイ ムマミ ヲノタニ クワノ
左 大リキ センズ 大クマ ウス井 ブゼン
(現在の嘉麻市の地名と豊前を記載)


追分石(裏)
「秋月 明治三十二年夏再建 指月庵」
と刻銘



石畳の石
石は、表面に見える部分の面積が一番狭い



石切
始めはノミで穴を掘っていく



左側 石を切りとった跡



小さな渓流にかけられた石の橋


  

潭空庵と白山宮の紅葉




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