秋月街道:古八丁越し (福岡県)



少し色づいた秋月城址・黒門前に勢揃い 鎧兜の重さは18kg (本物の鎧兜は32kgほど)


経路概念図 クリックで 拡大






古八丁峠頂上


2017年11月11日

 朝倉市と嘉麻市の交流イベントが行われ、秋月街道歩きのサポート役として同行した。
 朝倉市から参加する鎧姿の武士は十名。秋月城址で隊を整え、古処山登山口に近い「だんごあん」から秋月街道を進む。
 苔むした石畳を上り、清流を眺めながら八丁峠を越え、嘉麻市側のトンネル口そばの目的地に到着。ここから車に乗って祭りの会場へ。
 今回歩いたルートはほぼ分かりやすく、歩くのに支障はなかった。ただ、道標のないとこともあって、地形図と磁石は必携である。

 夜は、双方の市で地域興しや登山道の整備に取り組んでいる皆さんの交流会。
 交流会は嘉麻市の馬見キャンプ場で大きな焚き火をを囲み、地酒を酌み交わしながら夜遅くまで続いた。

 このイベントは、近く開通する朝倉市と嘉麻市を結ぶ国道322号の八丁道路トンネルの開通を控えて行われたもので、文化の交流や経済の活性化が期待されている。
 それに併せ、登山の分野では、両市の境をなし「日本山岳遺産」に認定された嘉穗アルプスにある
無名峰の山名募集朝倉市嘉麻市や馬見山山頂に避難小屋を建設する準備が進められている。

 





  
         秋月城を出発

 

いにしえの雰囲気が残る秋月
これから、古八丁峠を越えて!嘉麻市のふれあいまつりへ会場へ ・ いざ出発




だんごあん入り口
ここから古八丁峠の山越えへ



さっそく秋月街道の石畳を進む



清流に架かる石の橋を渡る



足元に出てきたサワガニ



通行者の安全を見守る石仏に祈る



道路分岐の石碑
「明治23年秋月の指月庵が建てた」
との碑文が残る



国道322号の八丁峠で記念撮影
通行する車からは、驚きの視線が注がれる



茶屋跡
側に八丁越国道322号大力まで2250mの標柱も



杉林の中を下る



新八丁越への分岐
八丁越国道322号大力までの標柱がある



更に植林の中を下る



秀吉が岩間から出てくる泉水を飲んで
名前を付けたという水場
水場の名前は読み取れず



記念碑が建つ竹林



終点 嘉麻市が設置した八丁越案内板
貫通して、開通間近の八丁道路トンネル口近く
刀は重たいので、サポート車で運びました


 

マツカゼソウ



嘉麻市の祭り会場に無事到着



サツマイナモリ


嘉麻市・朝倉市交流会 ・ 馬見キャンプ場

 

両市で地域興しに取り組んでいる皆さんの交流会
キャンプファイヤーを囲んで深夜まで 星の綺麗な夜でした



丸太ストーブも
鍋を載せれば料理もできる



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