くじゅう連山 : 沓掛山(1503m)~中岳(1791m)~天狗ヶ城(1780m) 大分県



中岳からの眺め-1 秋色が漂い始めたくじゅう連山 : 中央は坊ヶツル、左は三俣山、右は大船山

 

中岳からの眺め-2 左は稲星山、中央はT君が以前に登った久住山


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中岳山頂


2017年9月24日

 T君が立てた今年の目標は、「九州本島で一番高い山に登る」であった。
 そこで、今日はT君が希望する中岳へ。朝、早めに牧ノ戸峠の登山口を出発。しばらく登ると、阿蘇の五岳が遠くに見え、沓掛山を越えて岩場を下る。
 彼はマツムシソウやリンドウの花を撮りながら、西千里浜では銀色のススキの穂が揺れる縁を進む。

 久住分れの手前では、T君が以前に登った久住山を懐かしそうに眺めてさらに進む。
 久住山との分岐を過ぎたところで、噴煙を上げる硫黄山を撮り、噴火口跡の空池を見て御池に到着。
 エメラルドグリーンの水辺を回るように進み、中岳山頂手前の岩場を慎重に登って山頂へ。
 九州本島で一番高い中岳の山頂は展望に優れ、大船山や三俣山など、くじゅう連山の山々が近くに見え、遠くには祖母山や傾山(かたむきやま)も見える。

 一休みして、天狗ヶ城へ向かう。一旦下って岩場を登ると天狗ヶ城の山頂に着く。
 ここも見晴らしが良く、T君は得意のパノラマ撮影をして、お楽しみの昼ご飯。
 雄大な山岳風景を眺めながら、T君と祖父母の三人並んでいただくおにぎりは、格別においしい。
 天狗ヶ城から急坂を下り、往路に出会って登山口へ戻った。
 
 今日の行程は11km、6時間ほどであったが、T君は終始おしゃべりを続けるなど、体力、気力ともに余裕の歩きであった。
 彼の体力は年々大きく向上しており、来年は、今日眺めた三俣山や大船山などへ誘ってみたい。

ピンク地はT君が撮影


天狗ヶ城からの眺め・パノラマ撮影左から三俣山、大船山、久住山



噴煙を上げる硫黄山 



久住分かれの手前から見る、右の久住山と左の天狗ヶ城



天狗ヶ城山頂



マツムシソウ



アキノキリンソウ



沓掛山山頂 左奥は三俣山



リンドウ



コケモモの実



① 牧ノ戸峠の登山口



② 沓掛山への階段を登る



③ 湧蓋山(わいたさん)を眺める



④ 遠くに見える阿蘇山を撮る



⑤ 岩場を越えて行く



⑥ 星生山を前方に見ながら進む



⑦ 緩やかな岩の道を登る



⑧ 左側に小石を積んだ大きなケルンが続く



⑨ 西千里浜を
美しいススキを眺めながら進む



⑩ 岩の道を登る



⑪ 久住分かれの手前、久住山を背景に



⑫ 久住分かれへ下る



⑬ 硫黄山を撮る



⑭ 御池へ通じる登山道を進む
T君とお爺ちゃん



⑮ 御池 奥は最高峰の中岳
山の上に現れた池に興味を示す
「お魚はいるのかな~」?
彼は数年前から、「釣りキチ三平」
全65巻を毎日のように繰り返し愛読中
この65巻は、おじいちゃんが
若い頃に求めていたもの



⑯ 久住山と中岳の分岐点
帰りに登る天狗ヶ城が見える
 

⑰ 中岳への岩場を慎重に登る

 

⑱ 中岳山頂の手前でボルトのポーズ

 

⑱ 中岳山頂で遠景を撮る 奥は大船山

 

⑲ 奥に見える天狗ヶ城へ向かう

 

⑳ 天狗ヶ城へ向かう途中から見る御池
奥は久住山

 

㉑ 天狗ヶ城山頂で得意のポーズ

 

お花を撮る

 

コケモモの実を撮る

 

㉑ 天狗ヶ城の山頂
ここでお昼ご飯

 

サイヨウシャジン



ミカエリソウ

 


ワレモコウ

 
 

キリシマヒゴタイ

 

ママコナ

 

フクオウソウ


 
ヤマラッキョウ



ヒヨドリバナ

 


タニウツギ

 
 

イヨフウロ



色づいたドウダンツツジ

 

マイヅルソウの実



沓掛山から眺める阿蘇五岳


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