由布岳東峰 約1580m (大分県)



帰り道、ジグザグの登山道を下る 右奥は霞む湯布院の街並


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無事に下山 ・ 登る時は雲のかかっていた由布岳が見えるように


 
⑫ 由布岳東峰の山頂



2017年8月8日

 夏休みで我が家にお泊り中のT君は、今日が最終日。
 初日は龍王山、次の日は権現山と花火大会、三日目は台風で少年科学館へ。四日目は安見ヶ城山から大平山に登った。そして、五日目の最終日は由布岳である。

 マダニの予防策をして、朝早めに登山口を出発。
 登山口から続く草原は冷んやりして心地良く、緑が爽やかな自然林を登る。
 途中でお会いする登山者に、T君は元気にご挨拶。

 山頂に近いマタエでは、ここから続く岩場登りの注意点をT君に伝える。すると、彼は「そんな所が好き」と言い、嬉しそうに両手足を使って軽快に登る。

 T君は、岩場に咲くイヨフウロやホタルブクロの花を撮りながら、順調に登って山頂へ。
 山頂からの展望を期待していたが、あいにくの霞で遠景はぼんやり。

 山頂で一休み。そのあと、往路を引き返す。マタエまで下ると、一瞬ふらつくほどの強い風。その場で、強風を避ける練習をして下る。
 中腹まで下ると、ツクツクボウシの初音。その声に、秋が近いことを感じながら登山口へ戻った。

 この日のT君は、途切れることなくおしゃべり続け、おじいちゃんおばあちゃんは、登りながらの相づちに息が切れるほど。息切れで返事をしないと、彼は「おじいちゃん」と、返事を求めてくる。
 帰り道では、おしゃべりの間にず~っとハミングを続けるなど、T君には余裕の山行であった。

 今日の行程では、T君の体力は完全に祖父母を越えたと実感。そして何より、長い時間を歩き通す彼の気力を頼もしく思う一日であった。
 




シロタマゴテングタケ



自生しているナシの実
秋にはおいしく熟れる



イヨフウロ



ホタルブクロ



中腹でパノラマ撮影 右奥は湯布院の街並



① 登山口



② 登山口から、右奥の
雲がかかる由布岳をめざす



③ 緑が美しい溶岩の中を登る



④ 自生しているナシの実を撮る



⑤ 遠景を撮る



⑥ 露岩帯を登る



⑦ もうすぐマタエ:東峰と西峰の分岐点



⑧ マタエから、急峻な岩場を登る



⑨ T君が見つけた腰掛け岩 



⑩ 西峰へ続く尾根を背景に
ボルトのポーズ



⑪ 山頂の手前 
強風に飛ばされないように、帽子をつかまえる



⑬ 岩場を下る



⑭ 強い風が吹いているマタエで
岩陰にしゃがみ、強風を避ける練習



⑮ 緑の自然林を下る



下山のあと、先ほど登った由布岳を背景に



ノコギリソウ



ネジバナ



チダケサシ



オトギリソウ



ニシキウツギ



ノギラン



ウツボグサ



オダマキ



ヤマアジサイ



シモツケ



ノリウツギ



ヒヨドリバナ



ヤマハハコ



サイヨウシャジン



サトキマダラヒカゲ



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