権現山(452m)~籾岳(292m) 佐賀県



東脊振村百周年記念塔からの眺め  黄砂でぼんやり ・ T君がパノラマ撮影


経路概念図 クリックで 拡大






現在位置を確認する


2017年5月7日

 これらの山は、長崎自動車道東脊振インターチェンジの北西にあり、T君と私たちにとっては初めての山である。
 車で東脊振ICから北へ向かい、自動車道をくぐったところに、「トムソーヤの森」の道標がある。
 その道標にそって左折し、林道松隈線沿いにある「トムソーヤの森」入り口の駐車場へ。
 そこから、「トムソーヤの森」へ続く舗装道を西へ進む。「そろそろヘビも出る頃なので、注意をしよう」と、話ながら歩く。

 少し進むと右側に権現山を示す道標があり、そこから登山道に取着く(写真①)。
 道沿いには色々な花が咲き、チョウも舞う。しばらく登ったところで、先頭を歩いていたT君が「うわっ」と大きな声。彼が指す先には、何と何とマムシの姿。
 マムシがいるのは、T君の足先50Cmのところである。気づかずに尻尾を踏めば、噛まれたかも。
 良く気づいたT君を褒めると、彼は早速カメラでパチリ。

 さらに登り、右へ少し入ったところには巨大なクジラ岩。岩は、クジラが大きな口を開けているように見える。
 登山道は自然林の中を通り、権現山の山頂も樹林の中。山頂からの展望は得られないが、一帯は大木が茂る素晴らしい環境である。
 山頂標識は、三角点のところにある。しかし、三角点の少し先の最高所には、地図に標高点が記載されている。そこで今回は、標高点の位置を山頂として経路図に示した。

 権現山から南西へ進むと、三叉路に出会う。そこから左へ下り、車道の手前から右へ登り返して尾根に出る。ここも三叉路。左へ進んで、再び三叉路に出会う。そこを右へ進むと、籾岳に着く。山頂に籾岳の標識はないが、古い石祠がある
 山頂は見晴らしの良いところのようであるが、この日は濃い黄砂で、視程は数Kmほど。
 大気が澄んでいれば、佐賀平野や有明海が見渡せるのではなかろうかと、想像をするだけである。

 籾岳から、東脊振村百周年記念塔へ下る。記念塔からの眺めも同じようにぼんやり。
 記念塔から南西方向へ下り、基幹林道佐賀東部線に出る。その林道を北東方向へ進み、出発地の駐車場へ戻った。

 今回のルートは、良く保全されていて歩き安い。道標も設置されているが分岐も多く、一部に分かりづらいところもあるので、注意が必要である。
 ルートは、素晴らしい自然林の中を通って花の種類も多く、折々に訪ねてみたい。



 ピンク地は    T君撮影  


アカガエル



タツナミソウ



T君が登山道で見つけたマムシ
数日前からかけ始めた眼鏡の効果かな



カンアオイの花



幾つもあるアリジゴクの穴



三角点のところにある、
権現山の山頂標識



ギンリョウソウ



カラスアゲハ



籾岳山頂-1



① 登山道の取着き地点



ススキの矢飛ばし



籾岳山頂-2



大きく口を開けたクジラ岩



タツナミソウの撮影



カンアオイの撮影



マムシグサと背くらべ



整備をされた登山道



大木の前で気取ってみる



T君が「お金のよう」と言った石



権現山山頂付近の心地良い自然林



展望の良い東脊振村100周年記念の塔
パノラマ撮影中のT君
この塔は、長崎自動車道からよく見える



ガクウツギ



ナルコユリ



ウラシマソウ



ニガナ



ノバラ



ソクシンラン

 

キンラン

 

ギンラン

 

エビネラン

 

クロアゲハ

 

モンキアゲハ


 
ツレサギソウ



スジグロシロチョウ
 

 
   
          帰宅後に近くの公園で笹舟を作り 
➝➝ 川に浮かべてみると・・・流れに乗って下流へ下流へ

 


Back