平尾台 : 広谷台(510.5m)~似水晶山・にせすいしょうやま(560m)~水晶山(531.3m) 福岡県 |
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広谷台 |
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似水晶山 |
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水晶山 |
石灰岩で遊ぶ |
2017年2月25日 T君がまだ登っていなかった平尾台の山へ。茶ヶ床園を地出発する時の気温は3℃。時折4~5m/秒の風が吹いて、体感温度はマイナス域。 野焼きが終わったばかりの黒い山肌を眺めながら、広谷湿原を経て広谷台へ。ここは見晴らしが良く、早春の日ざししに周防灘が光って見える。 一旦舗装道に出て、水晶山へのルートに入る。途中にはヤブっぽいところもあるが、順調に進む。突然T君が、「足がチクチクする」といって立ち止まる。ズボンを半分下げて見ると、中にササの葉が一枚。彼は初めての経験に、不思議そうな表情。ヤブの中でズボンの裾からササが入って、一歩一歩歩くたびに上へ上へ移動したことを教えると、ようやく納得。 似水晶山から一旦下り、登り返して展望岩へ。ここも見晴らしが良く、今歩いてきたルートの先に周防台が大きく見える。すぐ先の林道に出ると、ほどなく水晶山に到着。山頂の周囲は樹林であるが、北方向に防火帯が作られていて、その先に足立山や戸ノ上山が見える。 一休みして、林道を引き返す。林道は往路の登山道に沿うように続いており、登山道には戻らずに林道を進む。 途中の水溜まりにはカエルのタマゴがたくさんあって、孵ったばかりの小さなオタマジャクシも。T君は初めて見るジェリーのようなものに包まれたカエルのタマゴに触り、両手でオタマジャクシをすくって間近で観察。 林道を進んでいると、T君が「鳥」と小さな声。彼が指す方向を見ると、ルリビタキの姿。T君は、慣れた手つきで素早くカメラを操作する。大人でも難しい、動き回る小鳥の撮影にコンデジで成功。 やがて往路に出会い、舗装道路を下って駐車場へ戻った。 そのあと、平尾台自然観察センターに立ち寄り、平尾台のことをたくさん学んでこの日の予定を終えた。 平尾台には、登山対象の山が19座ある。そのうち、T君が今日までに登ったのは16座。残りは、ラクダ山485.4m、塔ヶ峯582.0m、それにもう一つの塔ヶ峰396.1mの三つである。今年中にはこれらの山に一緒に登り、彼の平尾台全山登頂を祝いたい。 |
水晶山からの眺め 左は足立山、右は戸ノ上山 |
アカガエルのタマゴ |
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もうすぐ北へ旅立つルリビタキ |
キノコ |
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野焼きで黒くなった中を広谷湿原へ向かう |
石灰岩で得意のポーズ 左後方はT君が以前登った周防台 |
広谷湿原から一旦下る |
広谷台の手前でちょっと遊ぶ |
広谷台から似水晶山へ向かう 中央左が似水晶山、 三つ目のピークが展望岩 |
似水晶山から鉄塔左の展望岩へ向かう |
展望岩の直前 中央は、今登った似水晶山 |
展望岩 |
帰り道、大平山を背景にボルトのポーズ |
林道の水溜まり たくさん産みつけられた、アカガエルのタマゴ 半分ほどは、オタマジャクシに |
T君の手の中で泳ぐオタマジャクシ |
早くも実を結んだタンポポの綿毛飛ばし お腹の前はカメラバッグ |
下山後に立ちよった、平尾台自然観察センター |
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