河童山(847m)~羽金山(900.2m)~獅子舞岳(841m) 福岡県



獅子舞・岳展望岩からの眺め 中央は可也山


経路概念図 クリックで 拡大







河童山山頂


2016年11月26日

 孫のT君を誘って、糸島市と佐賀市の境にある標記三山へ。彼にとっては、初めての山々である。
 出発時の気温は0度。
 白糸の滝から河童山へ向かう。駐車場から、羽金山の山頂へ通じている標準電波送信所の管理車道を進んで「デッカ橋」へ。その橋を渡ったところに、「縦走路」と記載した道標が立っている。その道標にそって、右へ下る作業道に入る。
 
 人工林の中を緩やかに登ると、道標がある縦走路に出会う。縦走路を左へとり、人工林から自然林の中を登ると、河童山を示す道標があるT字路に出会う。その分岐を右へ進むとほどなく河童山の山頂に着く。
 河童山の頂からはこれから向かう羽金山の頂に建つ、標準電波送信アンテナがそびえて見える。
 
 河童山から一旦下って、急坂を登り返す。T君は元気満々。彼はこの急坂では先になり、お爺ちゃんのストックを引いて登りを助ける。お爺ちゃんが登り上がるとすぐに駆け戻り、今度はおばあちゃんのストックを引いて登る。
 難所での彼の心遣いや、その成長ぶりを頼もしく思う。
 
 電波送信所の入口にはインターホンがあり、登山者である事を伝えて構内に入れてもらう。
 山頂に建つ200mの長大なアンテナにT君は驚きながら撮影。
 山頂は見晴らしが良く、脊振山や天山、それに玄界灘に浮かぶ島々も見える。
 羽金山から、獅子舞岳へ向かう。この山は、送信所管理車道のすぐそばにあり、車道を「デッカ橋」へ下る。

 車道を進み、検討をつけたところに踏み跡と目印があり、そこから踏み跡を辿る。ところが、この分岐は地図のAで見当違い。
 Bまで進み、違ってることを確認して引き返す。
 車道を少し下ったところで再び分岐を見つけ、今度は地図とGPSで丁寧に現在位置を確認。 そこから、ヤブっぽい踏み跡を辿って最高所へ。山頂標識はなく、再度GPSで山頂であることを確認する。
 踏み跡はさらに先へ続いていて、それを辿ってみる。行き着いたところには、大きな岩がある。その岩は絶好の展望ポイント。岩の上からは、T君が以前登った可也山や玄界灘が良く見える。
 車道を下り、「デッカ橋」で往路に合流して駐車場へ戻った。

 今回のルートは、獅子舞岳を除いて明瞭で道標もある。
 車道から獅子舞岳への分岐点、地図のCに道標はないが、目印のテープがつけられている。この地点は参考のため、写真に電柱の番号を貼り付けた。

 縦走路では、ショウジョウバカマがたくさん葉を出していた。早春の頃に咲く、可憐な花が楽しみである。



羽金山山頂



獅子舞岳山頂


T 君 撮 影 ・ ピンク地


フユイチゴの実



ツルリンドウの実



マムシグサの実



ヤブランの実



ウバユリの実



ショウジョウバカマ
春に花の咲く準備も進んでいる



デッカ橋

 

縦走路から眺める左の浮岳と女岳

 

羽金山の三角点

 

縦走路の出会い地点



羽金山山頂の送信アンテナ高さは200m
カメラでとらえたのは、その半分ほど



羽金山から眺める脊振山方面



フユイチゴの実を撮影



ヨメナ



ツクシアザミ



撮影後フユイチゴの実を一粒お口へ



シマカンギク



咲き始めたヤブツバキ



クロモジの良い香りを確かめる



白糸の滝



倒木をくぐる



間伐樹を乗り越える



白糸の滝のすぐ下で泳ぐヤマメ



河童山への分岐点



河童山から眺める羽金山

 


すっかり落葉した自然林の縦走路を進む



ショウジョウバカマを撮影

 

ウバユリの種飛ばし
茎を揺すると沢山の種が舞う

 

羽金山直前の急坂
T君はストックを引いて、
おばあちゃんの登りを助ける



羽金山標準電波送信入口にある看板




 
電波送信所入り口
インターホンで登山者である
事を伝えて構内に入る
出る時にもインターホンでその旨を伝える



羽金山山頂で遠景を撮影



羽金山山頂で200mのアンテナを撮影


 
T君が見つけたザトウムシ



獅子舞岳への分岐点 地図のC
カーブミラーの目印と電柱の番号を確認

 

下山後に立ち寄った白糸の滝

 


サツマイナモリ

 

ジンジソウ


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