彦岳(845.2m) 佐賀県



屏風岩からの眺め 奥は霞む佐賀平野、その先には有明海


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山頂


2016年10月9日

 T君には初めての彦岳へ。登山口に近い林道の大きな膨らみに駐車して、山頂へ向かう。
 今日は強めの北風。彼は「寒い」「寒い」といいながら登り始める。登山口からしばらくは夏草が伸びていてヤブっぽい登山道を進む。
 季節は実りの秋。T君は、赤く熟れたアケビを見つけて大喜び。登りながら、道沿いに続くムカゴも少し収穫

 途中では、登山道でエサを漁る3匹のイノシシの子に遭遇。母イノシシが近くにいれば危険である。しばらく様子をみるが、親イノシシの気配はない。T君はイノシシの子に徐々に近づきながら、数カットを撮影。
 それでも逃げる気配がないイノシシの子に去ってもらおうと、おじいちゃんがさらに近づいてみる。しかし逃げるそぶりはない。そこで、動物を遠ざけるマタギ流の声を発しながら、手の届きそうなところまで近づいたところで、ようやくヤブの中に消えた。
 途中の屏風岩からは、逆光の中の佐賀平野が淡く見える。
 登山口から登り下りを6回繰り返して、ようやく山頂に到着。山頂は樹林の中。
 展望は得られず、彼はお楽しみのエネルギーを補給して往路を引き返した。

 この日、夕食のメニューは秋の恵み。アケビの皮は天ぷらに。そして、ムカゴはご飯にしてT君と一緒にいただきました。デザートは、甘くておいしいアケビの実。彼はデザートのおかわりをして、たくさん食べました。
 明日は3連休の最終日。さて、どちらのお山にしようか。

T 君 撮 影 ・ ピンク地

 
トリカブト



幾つもぶら下がるアケビの実



ケルン



トリカブトを撮影


 
登山道で遭遇したイノシシの子 近づいても逃げませんでした

 

トリカブトの小さな花園



岩場を下る

 



大きく背伸びして、アケビを収穫




大きくて、おいしそうなアケビです




倒木を越える



マムシグサの実



T君が手にしたシロモジの実



樹林を進む



シラヤマギク



ツリフネソウ



ヤマハッカ


ヒヨドリバナ



ヒメアザミ

 

ヤクシソウ



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