文字岳 もんじだけ (807.3m) 福岡県




文字岳山頂からの眺め


経路概念図 クリックで 拡大







文字岳山頂
リオオリンピックで金メダル
のボルトのポーズ


2016年8月21日

 登山口へ向け、八女市矢部村の林道を車で進む。林道は幅の狭いところもあり、普通車がやっと通れるほど。
 狭い林道には、夏草や樹木の枝が張り出しているところがあり、車の天井や側面からはこすれる音がたびたび。
 文字岳に近づいたところで、道幅の広い林道に出会ってそれを進む。
 登山口のすぐ先には林道が大きく膨らんでいるところがあり、車はそこに駐車。
 登山口にはルートを描いた立派な看板があり
、T君はそれを確認して登り始める。
 人工林の中を緩やかに登り、尾根に出ると若い自然林になる。 傾斜は次第に急になるが、その距離は短くて山頂に到着。
 山頂からは、奥八女の山々が幾重にも重なって見える。
 山頂では、T君お楽しみのおやつタイム。そのあと、往路を引き返して駐車地に戻った。

 今年の夏は猛暑続きであるが、山にはススキの穂が出始め、ハギの花も咲き始めていて、平地の秋も近いように思う。

 今回車で通行したのは、八女市矢部村山枳穀集落の先から林道へ入った。これは最短距離で登山口へ向かうためである。
 ところが、この林道は地形図に軽車道の一本線で描かれており、幅は狭く枝も張りだしていて通り難い。
 この狭い軽車道は、文字岳に近づいたところで、道幅の広い二重線で描かれた林道に出会う。
 これらのことから、普通車の場合は距離は長くなるが、幅の広い林道を通った方が良いと思われる。

 今日の貴重な体験

 T君は前々日から、我が家にお泊まりである。今朝早くから登山の準備をしていると、彼が窓の外を指して「鳥」、と大きな声。
 外を見ると、右から左へ飛ぶ鳥が目に入った。
 そして数秒後、今度は近いところを左から右へ猛スピードで飛んだ。見えたのは一瞬であるが、近くを飛んだその顔は、目が大きく独特の模様をしたハヤブサである。
 この貴重な体験に、T君は朝から興奮気味。
 近年、ハヤブサはエサ場を求めて、高いビルを居場所にする例が増えているそうである。今日のハヤブサも、その例であろか。
 そう言えば、十日ほど前にも窓の外を飛ぶ二羽のハヤブサを見た。その時は、上下にじゃれ合うような飛び方であった。その二羽は、親子であろう。



文字岳山頂からの眺め 御前岳~釈迦岳方面


T 君 撮 影 ・ ピンク地   


文字岳山頂




カゲロウの幼虫を生かすのに適したコケ
T君はコケを見つける練習をしながら登る








車のフロントガラスに止まったキリギリス
車中から撮影

 

ムベの実



文字岳の登山口



T君が見つけたトビナナフシ



登り道 ザックには蚊取り線香の器



下り道



穂が出始めたススキ



矢部八名山の各山頂に置かれている、記念のスタンプ
昨日登った三国山と今日の文字岳

 

咲き始めたハギ



ダイコンソウ



ヤブハギ



ヒヨドリバナ



今朝、我が家のすぐ前を飛んだハヤブサ
 (イメージ写真:以前、おじいちゃんが撮影したもの)


 

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