三国山(994m) 福岡県



下山時に林道からの眺め・T君撮影 中央左の鋭峰は、T君が十日前に登った御前岳


経路概念図 クリックで 拡大






三国山山頂


2016年8月20日

 T君には初めての三国山へ。山名の由来は、福岡、熊本、大分の県境にあるから。
 登山口に近づいたところで、通行止めの柵。そばに駐車スペースがあり、そこから歩く。
 登山口のすぐ手前には大きな落石があり、この落石が通行止めの原因。落石は熊本地震の影響であろうか。
 登山口にはルートを示す立派な看板があり、T君は現在位置を確認し、先になって進む。荒れた沢を渡り、小さな流れを幾つも渡る。
 途中には、T君の腰ほどに夏草が伸びている所もあるが、彼は立ち止まることなくぐんぐん登る。
 コケがある岩場では、T君が下山後に練習する、カゲロウの幼虫を生かすためのコケを採集して、さらに登る。
 尾根に出ると爽やかな風が吹き渡り、T君は「いい風」といいながら、自然林の中を快調に登って山頂へ。
 山頂は南方向の展望が良く、八方ヶ岳が近くに見える。
 山頂で一休み。そのあと、往路を引き返して駐車地に戻った。

 下山後は前回と同じ、ヤマメやオイカワ(ハヤ)釣りのエサにするカゲロウの幼虫とりの練習である。
 練習はT君の希望によるもので、彼は張り切り、水着を着て浅瀬へ。
 腰には、登山の途中で採集したコケを入れた袋をさげ、その格好は釣り師そのもの。
 幼虫がいそうな石を見つけ、素早く抱え上げては裏にいる幼虫を手にとり、そ~っとコケに移す。
 2回の練習で、T君は餌とりの方法を習得。あとは、家族に釣りへつれて行ってもらうだけ。



三国山山頂からの眺め 奥は八方ヶ岳



三国山山頂からの眺め



三国山山頂からの眺め



登山口のルート図を見る

 

草に覆われた登山道を進む

 

下山後に予定している、カゲロウの幼虫
保存に使うコケの採集

 

沢を渡る



ザックには、蚊取り線香の器

 
 

倒木を越える

 

登山口手前の大きな落石
舗装された路面に食い込んで、ひび割れも
熊本地震の影響であろうか



ベニバナボロギク  T君撮影



クサアジサイ

 

ホトトギス



フユイチゴ



ヤブハギ



ミズヒキ



ミヤマウズラ



ツリフネソウ

 

ヒヨドリバナ



キンミズヒキ



タケニグサ



ツクシアザミ



ノブキ



マツカゼソウ



ママコナ



ヤマイモ



ノリウツギ



ヒロハフウリンホオズキ



ツルシキミの実



ナルコユリの実



ホウチャクソウの実



マムシグサの実



カラスウリの実



ヒメマダラセセリ



キアゲハ


  
ツマグロヒョウモン




前回同様、ヤマメやオイカワ(ハヤ)釣りのエサになるカゲロウの幼虫とりの練習
腰には、登山の途中で採集したコケを入れた袋
幼虫は、袋の中のコケに生かして保存



今回は気合いを入れ、濡れ
てもいいように水着で挑む
幼虫がいそうな石を素早く抱え上げる



持ち上げた石の裏にいる幼虫を
手にとる







T君が手にしたカゲロウの幼虫



手にした幼虫を袋のコケに移す
この日の幼虫は、川に帰しました
エサの取り方も手になりました
あとは、釣りに行くだけです



ツバメ



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