英彦山:北岳(1192m)~中岳(約1190m)~南岳(1199.6m) 福岡県 |
||
イワタバコ |
||
経路概念図 クリックで 拡大 |
北岳山頂 |
2016年7月30日 T君にとっては、初めての北岳である。北岳への登りは急坂で岩場が続き、大岩を越えるところや崖もあって、彼と登るのを控えていた。 このところT君は足も長くなり、北岳への登りにも対応できるまでに成長をしたと判断して誘ってみた。 車は下山口の別所駐車場に置き、そこからバスで登山口の豊前坊へ。 豊前坊のすぐ上にある高住神社では、夏越祭り中でお接待も。T君は勧められた、冷たいぜんざいをたくさんいただいて元気に登る。 しばらく登ると、岩壁にイワタバコの花。彼はマクロで撮り、画像を確認してさらに進む。 T君は、岩が露出する急坂の登山道を「急がず休まず」自分のペースで登る。 吹き出す汗と急坂にあえぎながらも、尾根に出ると吹き渡る風。彼は「いい風」と言いながら、爽やかな表情で一休み。 途中の大岩は、自分でルートを見つけて自力で越える。すぐ先にある崖は、露出した木の根につかまりながら、難なく通過して初めての北岳に到着。 さらに進み、中岳の山頂でお昼ご飯。 そのあと、バイオトイレの掃除に取りかかる。T君にはトイレの仕組みを説明して外回りの掃除をしてもらい、建屋の中はおばあちゃんとおじいちゃんが担当。掃除は20分ほどで終わり、南岳を往復して正面参道を下る。 T君が正面登山道を歩くのは3回目。順調に下って英彦山神宮に到着。 神宮では馴染みの神官さんたちが、明日の夏越祭り用に茅の輪を作成中。神官さんに「トイレ掃除の後つぎです」、「彼が英彦山に登るようになれば、50年は掃除が続きます」とT君を紹介。 すると、神官さんから「僕、お願いしますね」と、暖かい期待の言葉。 T君は神宮の池に泳ぐ大きなニジマスに興味を示し、巫女さんに相談をしてエサやりを体験。 そのあと、T君は神官さんや巫女さんにご挨拶をして駐車場へ戻った。 この日は気温が高く、T君の体調や水分の補給に注意をしながら歩いた。ところが、彼はおばあちゃん特性の熱中症予防ジュースを自らこまめに飲みむなど、その心配は不要であった。 また、北岳への急な登りも、自力で山頂へ到達することができた。 さて、次の英彦山登山は、彼の成長段階にあわせ、グレードがやや高い鬼杉から南岳へ誘ってみたい。 |
中岳山頂 |
南岳山頂 |
|
北岳山頂 |
中岳山頂 |
|
南岳山頂 |
南岳への登りから振り返り見る中岳 |
高住神社御神木 天狗杉 |
英彦山神宮 奉幣殿 |
ウバユリ |
登山口のすぐ上にある高住神社 |
イワタバコ |
オトギリソウ |
高住神社 乳牛のおっぱいに触れてみる |
高住神社の牛 |
トカゲ 一瞬のシャッターチャンス、かな |
|
心地良い緑の自然林 |
高住神社 夏越祭りのお接待 |
冷たいぜんざいを たくさんいただきました |
露岩が続く北岳への急坂を登る |
落差のある岩場を自力で越える |
木の根が張った崖をよじ登る |
T君はバイオトイレの外回りを掃除 建屋の中は、おばあちゃん とおじいちゃんが清掃 |
中岳からの石段を下る |
一の鎖を下る |
英彦山神宮 大きなニジマスにエサを与える エサは一枡100円 |
イワタバコ |
|
タマガワホトトギス |
||
大岩の上に咲くギボウシ |
フガクスズムシソウ |
|
リョウブ |
||
オニルリソウ |
コナスビ |
ヒヨドリバナ |
ミツバテンナンショウの実 |
明日の夏越祭り用に作られたばかりの茅の輪 このあと、鳥居の架けられる |
英彦山神宮の鳥居 山の日制定・奉幣殿再建400年記念 参道駆け上がり大会の横断幕 開催は8月11日 |
T君が見つけたマムシ |
T君が見つけたヤマカガシ カエルをのみ込むところ |
|
Back |