金立山 きんりゅうさん (501.7m) 佐賀県


③-1

地図の展望地から眺める佐賀平野 よく見えるであろう有明海は淡く霞んでいる


経路概念図 クリックで 拡大






山頂


2016年7月3日

 この日は、大門西尾根から金立山へ周回する予定である。
 教育キャンプ場の先にある林道脇のスペースに駐車場の看板があり、そこに駐車して林道を進む。
 しばらく進むと、左側にカーブミラーがあり、その支柱に道標が取り付けられている・写真①。ここは路肩が広くなっていて、2~3分の駐車スペースもある。
 分岐から道標にそって下ると、川に出会う。この日は梅雨の雨で水量が多く、流れの幅は3~4mほど。しかし、自然の飛び石があって、徒渉するのに支障はない。
 対岸には目印のテープが続き、それにそって登ると③、大門西尾根の上に出る。ルートは、尾根に沿って続く。
 やがて、尾根の左側にはルートに沿って伸びる錆びたモノレールが現れる。地図を見ると果樹園の記号がたくさんある。しかし、栽培は行われていないようで、往時の果樹園は自然林へと戻りつつあるようだ。
 ルートは、右側が人工林、左は若い自然林が続く。やがて、左の自然林が少し開けたところに着く。ここは地図の展望地で見晴らしが良く、佐賀の市街地や若草色の水田が広がり、その先には有明海も霞んで見える③-1。
 さらに登ると、西峠に着く④。ここは三叉路で、右斜め方向へ進めば、地図のBへ通じているのであろう。
 西峠を尾根沿いに直進方向へ進むと、大門西尾根ピーク2に着く⑥。ここは樹林の中で展望はなく、さらに進んで大門西尾根ピーク1へ⑦。ここも樹林に中。展望は得られずに通過。
 やがて、縦走路の大門尾根に出る⑦。そこを反対方向へ30mほどのところには、上空が開けた送電線の鉄塔があり、その下へ⑨。ここは風も通って、一息入れるのにちょうど良い。
 鉄塔から、大門尾根を金立山へ向かう。やがて、林道を横断し、なおも尾根伝いに進む⑨。しばらく進むと大門峠に着く⑪。地図を見ると南北に徒歩道が描かれている。しかし、踏み跡があるのは南方向だけで、北方向は落ち葉や枯れ枝がたくさんあって、今は歩く人もいないようである。
 さらに進むと「名尾・楮原」への分岐に着く⑫。ここで二手に別れ、「かわせみ」は茶色の軌跡調査へ。
 ここから先は、「かわせみ」が辿ったルートにそって記載。大門尾根を直進して金立山へ向かう。
 やがて林道を横断⑬。さらに尾根を進むと、電波塔管理用の舗装道に出る⑭。その先にあるゲートは、左側を通過⑮。すぐ先で、右から林道が合流する。合流点のすぐ手前から、直進方向の徒歩道に入る⑯。消防局の中継局施設を左へ回り込むとすぐ山頂に着く⑰⑱。
 山頂で一休み。そのあと金立神社の上宮方向へ下る。額束に「奥の院」と書かれた鳥居をくぐって林道に出る⑲。林道の対面に建つ「金立神社上宮」の額束がある鳥居をくぐったところから、狭いY字状に分かれた徒歩道を右方向へ進む。なお、左方向は上宮へ通じている。
 すぐ先で、右下へ分岐する「観音沢」へのルートに入る⑳。観音沢は流れがあって心地良く、緑の美しい自然林が続く。やがて一般登山道に出会い、地図のW、水場の標識がある所を通過㉒。
 しばらく下ると、左上の大岩に彫られた吹き上げ観音に着く㉓。ここと上宮、それに山頂の奥の院は、いつも綺麗に掃き清められている。地面には箒の目が残っていて、すがすがしい雰囲気である。
 一般登山道をさらに下り、左へ分岐する奥の細道への繋ぎ道へ入る。桧木沢への分岐、奥の細道への分岐を過ぎてさらに下ると、再び一般登山道に出会う。
 すぐ先で丸太橋を渡るとやがて車道に出会う㉔。キャンプ場の建物を右に見ながら、車道を下ると林道に出る。駐車地は林道を右へ進むとすぐである。
 今回歩いた大門西尾根は目印があり、要所には道標もある。踏み跡は一部にやや薄い所もあるが、全体的には明瞭であった。

 一方の「かわせみ」は「名尾・楮原」への分岐で「やませみ」と分かれ、地図の鉄塔No12からR方向へ続く目印と踏み跡の調査へ。
 前回は鉄塔No12から右へ「名尾・楮原」集落へ下った。
 そこで今回は、前回見ていた目印がある鉄塔から左方向へのルート調査である。
 鉄塔から先に踏み跡はなく、テープの目印はMまでで終わる。少し先まで進んでみるが踏み跡はなく、Rまで行ってから引き返した。
 そのあと、往路を戻って大門峠へ。峠から、地図に載っている徒歩道を下ってみる。
 踏み跡は薄いものの、ルートは容易に判別できる状態で順調に下る。やがて細い流れに出会い、一度徒渉。そこから先は流れの左岸を下る。一部に徒歩道が崩落しているところがあるが、目印はあり、それを見ながらなおも下る。
 やがて、地図のBで西峠へのルートが分岐。すぐ先に丸太橋があり、それを渡ったところで林道に出る。そこから先は、林道を下って駐車地に戻った。
 大門峠から林道の出るまでの徒歩道は、踏み跡はやや薄いものの目印はついている。一部に徒歩道が崩落しているか、危険な状態ではなかった。

  


田植えが終わったばかりの佐賀平野から見る金立山 山頂は中央アンテナの右




大門西尾根分岐点
道標はカーブミラーの支柱にある
ここには2~3台の駐車スペース
林道から左へ下りる




分岐点のすぐ先にある渡渉地点 
この日は水量が多く、流れの幅は3~4m

 


西峠への登り




西峠

  


大門西尾根の登り



 

大門西尾根ピーク2

 


大門西尾根ピーク1




縦走路(大門尾根)出会い
名尾峠・金立山分岐
矢印黄色は金立山、青は名尾峠




地図のT・送電線鉄塔・木佐木線9号





  大門尾根林道横断(1カ所目)




大門峠 矢印は金立山方向




名尾・楮原」・金立山分岐
「かわせみ」はここで別れて
ルート調査(茶色の軌跡)




林道を横断(2カ所目)




ゲート手前林道




ゲートのの左側を通過




ゲートの先 まっすぐ進む




佐賀広域消防局金立中継局
左へ回る




矢印の先は山頂




山頂直下にある「奥の院」の額束
がある鳥居

この鳥居が建つ林道の対面にある
「金立神社上宮」と書かれた額束の
鳥居をくぐって進む




観音沢ルートの分岐を右折




観音沢の美しい自然林

 


地図のW・水場

 


吹上観音




丸太橋 
少し先で教育キャンプ場内の車道に出会う




教育キャンプ場内の車道を下り、、
出会った林道を右折してPへ



ヒオウギスイセン



オカトラノオ



ヤブコウジ

 

コクラン

 

リュウノヒゲ
 



 



 



 



 



 



 



 



 



 

キクラゲ



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