鳥屋山 とやさん(645.0m) 福岡県 : 標高は地理院地図による

                 大平山(315.0m) 福岡県


 

鳥屋山から見る梅雨空に霞む朝倉の山々 朝倉市街は右奥

 
経路概念図 クリックで 拡大




 

鳥屋山山頂
早速双眼鏡を出して...
梅雨空に霞む遠景を眺める

2016年6月26日

 この日、T君の予定は三つ。一つは初めての鳥屋山登り。二つ目は、大平山での木の実狩り。そして、三つ目は遺跡の見学である。

 一つ目の鳥屋山は、キャンプ場手前の駐車場から山頂へ向かう。
 車道を進んだ所にあるキャンプ場では、たくさんの人。尋ねると「今日は鳥屋山の山開き」とのこと。
 山開きにあわせ、朝早くから地元の皆さん総出で、キャンプ場の草刈りや登山道の整備が行われているそうである。
 キャンプ場から、刈られたばかりの草の香りがする登山道を登る。
 4合目まで登ると、たくさんのお地蔵様。お地蔵様には、この日にかけ替えられた深紅の胸かけが鮮やかに映る。
 登山道に倒れ込んでいたであろう木は切り分けられていて、真新しい鋸くずを見ながら山頂に到着。
 山頂では、登山道整備の皆さんが休憩中。T君がごあいさつをすると、山頂から見える遠景を説明してくださった。
 梅雨空の遠景は霞み、今にも雨が降そうな雲行きである。雲の流れを見て、山頂の先にある奥の院まで行くのを止め、早々に往路を引き返した。
 
 下山後に、二つ目の予定地である朝倉市の大平山へ。T君の目あては、クワの実とヤマモモの実。
 今年は、クワの実の熟れるのが早かったようで、既に鳥に食べられたり落下ずみ。残念でした。
 ヤマモモは熟れ始めたところ。一粒口に含んでみるが、まだまだ酸っぱい。もっと熟れて、食べられるようになるのはもう少し先。その頃にまた訪ねることにして、甘木インターに近い三つ目の訪問地、平川川添遺跡へ。
 広い遺跡巡りをしたあと、職員の方に案内してもらって鳥の巣へ。最初はツバメの巣。巣を見上ると、親ツバメのお腹の下からヒナの顔。
 次はヒヨドリの巣。木立の枝にある巣では卵を温めているそうで、近づきすぎないように遠くからそ~っと写して観察を終了。
 この遺跡は水が豊かなところで、トンボなどの昆虫も多い。次はヒヨドリの雛が巣立つ頃、またT君と訪ねてみたい。


      T君ニュース

 今年6月末、大幅に改訂された登山のガイドブック、分県「福岡県の山」・山と渓谷社が全国の本屋さんに並ぶ。
 その本には、T君の写真も。
 写真が載るのは、No39三笠台・周防台(平尾台南部)とNo51の馬見山。
 彼は、本屋さんで見る日を楽しみに待っている。

     新版・分県「福岡県の山」
     発売予定:2016年6月末

  

 


山頂から北方向の眺め 中央右奥は白石山
この日、地元の皆さんによって枝が刈られて見晴らしが良くなった山頂 

T 君 撮 影 ・ ピンク地


山頂の標識



登山道で見つけたタマゴタケ



炭焼き窯の跡



カタツムリの子供 殻の直径は5mmほど



登山口の駐車場にできたばかりの道標



炭焼き窯を撮影
この日おニューの山シャツは、
おばあちゃんからプレゼント


自分で見つけたカタツムリを
真剣に撮影



キャンプ場の滝

 

今朝草が刈られたばかりの
キャンプ場を登る


 
この日にかけ替えられたばかりの
お地蔵様の胸かけ

 

4合目に祀られている
たくさんのお地蔵様



ススキの葉の芯飛ばし
飛ばすたびに上手になります



自然林を登る



杉の年輪数えてみる。
57年でした



木の根が出た登山道を登る



人工林を登る



ユキノシタ



オオハンゲ



スジグロチョウ






大 平 山


大平山山頂



大平山山頂からの眺め(T君撮影)



シャシャンボ(T君撮影)



オカトラノオ(T君撮影)



ヤマモモの実(T君撮影)



ヤマミミズ(T君撮影)










平塚川添遺跡 朝倉市 
 

ツバメの巣(T君撮影)
少々ブレました
 お腹の横からヒナの顔も

 

ヒヨドリの巣(T君撮影)
遺跡の職員の方から、案内してもらいました

 





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