金立山 きんりゅうさん (501.7m) 佐賀県



草スキー場からの眺め 中央下は金立サービスエリア


経路概念図 クリックで 拡大







田植え前の佐賀平野から見る金立山 山頂は中央アンテナの右

 

金立山山頂




奥の細道分岐




桧沢ルートを示す道標


2016年6月10日

 この春から、金立山へ通じる主要なルートを歩いている。今回は地元の皆さんから勧めていただいた、「桧木沢」と「上宮沢」を歩いてみることに。

 正現神社への参道が分岐するところにある駐車場P3から、桧沢を経て山頂へ向かう。
 林道を進み、金立山登山口の道標がある教育キャンプ場のT字路を右折。
 丸太橋を渡ったところから右へ、「奥の細道」へのルートを登る。
 
 やがて、奥の細道に別れ①て左へ分岐する、桧木沢ルートに入る②。
 植物の変化に乏しい、人工林の中をひたすら登る。沢に別れて急坂を登り、尾根を越える③と傾斜は緩み、再び小さな沢に出会う。少し進むと沢筋は広くなり、幾つものベンチが現れて、「桧木沢」のプレートを見る④。

 桧沢一帯はヒノキの人工林。この辺りに自然林が残されていれば、流れもあって素晴らしい環境であろうと、想像をしながら先へ進む。

 すぐ先で、左へ一般登山道への繋ぎ道が分岐。ここは右へ、上南尾根へのルートを進む。やがて、上南尾根に出て左へ登る。

 しばらくすると、一般登山道に出会う⑦。そこから一般登山道を登り、東南尾根・正現社への分岐⑧のところから左の尾根へ登る。この尾根は上南尾根の延長である。

 尾根を進むと、ほどなく弁財天の手前から登ってきたルートに合流し、やがて「観音沢」へのルートが左へ分岐。林道に出る直前で、上宮から登ってくる一般登山道に合流する。
 林道の出会い地点には鳥居があり⑨額束には「金立神社上宮」の文字。林道の対面にも鳥居があり、こちらの額束には「奥の院」と記載されている。その鳥居をくぐるとすぐに山頂へ着く⑩。

 一息入れて、上宮へ向かう。林道に出て、「上宮」と書かれた鳥居をくぐってしばらく下ると上宮に着く⑪。社殿下の階段を下り、広場の先から左へ分岐する上宮沢へのルートに入る。

 少し下ると水場「湧出水」⑫があり、大きな岩の下から水が流れ出し、汲みやすいように樋もある。
 一帯は自然林で、しばらく下ると流れに沿うようになり、小さな丸太橋を繰り返し渡る⑮。やがて東尾根へのルートが左へ分岐⑯。

 そこから沢を渡り緩やかに登ると東南尾根に出る⑰。すぐ先で、切通しへのルートが右へ分岐する。
 自然林の尾根には、緑鮮やかなシダの葉が伸び、しばらく下ると林道へのルートが左へ分岐⑲する。

 なおも下り、南尾根分岐を経てしばらくすると林道に出る⑳。そこから林道を下る。途中で正現社・教育キャンプ場へのルートが右へ分岐㉑。少し下ると金立公園いこいの広場の縁に出る。そこから右へ遊歩道を進み、草スキー場を経て出発地の駐車場に戻った。

 上宮沢は自然林で、以前歩いた観音沢同様に魅力的である。
 今回のコースは良く保全され、道標もあって分かりやすい状況であった。
 
 
 






桧沢手前の尾根を越える




桧沢
幅のひろい沢筋にはベンチがある




左へ一般登山道分岐




上南尾根出会い




一般道出会い地点




金立神社上宮・正現社ルートが右へ分岐
直進は上宮
上南尾根の延長である左の尾根へ登り上がる




林道手前の鳥居 
林道から見る額束には「金立山上宮」




金立山山頂




金立神社上宮
大きな社殿は花崗岩で造られている




金立神社上宮の境内から左へ下る




湧出水
大きな岩の間から水が出ている




自然林の中を下る



 
上宮沢 自然林の心地よい沢沿いに下る




東尾根分岐 沢を渡って下る




東南尾根分岐
すぐ先から切通しへのトラバースが分岐




尾根道に気持ちよく伸びたシダの新葉

 



林道ルート分岐点



南尾根入り口(分岐)




正現社・教育キャンプ場分岐




金立公園いこいの広場




草スキー場



ヒメコウゾ



ツユクサ


  
                                     ヒヨドリ



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