蛤岳(862.8m) 佐賀県



蛤岳山頂にある蛤岩 高くてちょっと怖いけどこの表情


経路概念図 クリックで 拡大






蛤岳山頂の三角点(左足の横)


2016年5月21日

 前夜からお泊まりに来ているT君と蛤岳へ。
 登山口のある坂本峠に車を停めて、出発の準備。ところが、T君は車に少し酔ったみたいで元気がない。
 その時、初めてお会いするご夫妻さんから、「HPのT君を楽しみに見ていますよ~」と、声をかけていただいた。すると、彼はシャキッと元気に。
 気を良くしたT君は、急ぎ足でご夫妻の後を追う。やがて追いつき、改めてご挨拶。そこで道を譲っていただき、元気に登る。
 しばらく進んだところでT君は急に立ち止まり、地面の倒木を指して「鳥」と教える。彼が指す黒っぽい塊に、キノコかと思ってよく見るとヒナである。 ヒナは、巣から落ちたのであろう。カメラを近づけてもじっとして動かず、親鳥を待っているようだ。
 いつものことであるが、T君は私たちが気づかないのに、良く見つけては教えてくれる。彼の旺盛な好奇心と目の良さに、いつも驚かされる。
 山頂には山名の由来である、蛤のように見える大きな花崗岩がある。T君は数段の梯子を登り、割れ目もある蛤岩の上で得意のポーズ。そこからは、佐賀平野が見える。しかし、この日は濃い霞にぼんやり。
 山頂で一休みして、往路を引き返す。再びお会いしたご夫妻に、「ぼく、元気でね~」と励ましていただき、にこにこ顔のT君は快調に下って登山口へ。

 この日、彼の日記の終わりには、「あしたも、元気に山へ登りたいです」。
 彼が読む嬉しい日記に、私たちも元気百倍。
 さて、明日はどこの山にしようか・・・。




ストックを持って快調に登る



倒木を越える


山頂にある蛤岩に登る



蛤水道


ススキの葉っぱを左手に持ち、その芯を
矢に見立てて、右手でシュと飛ばす
飛んだのは2mほど。上手になりました。



帰り道でヨモギを摘む







タツナミソウ


 
キンラン



ホウチャクソウ



クサイチゴ



マルバフユイチゴ



ナルコユリ



ツクシタニギキョウ



コミヤマスミレ



クルマムグラ



T君が見つけた、ソウシチョウのヒナ 
巣から落ちたのであろう。
親が来るのを待っているようだ。
ヒナが無事に育つよう、T君とともに願う




エゴノキ


 
ガクウツギ



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