岸岳(320m) 佐賀県 |
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姫落しからの眺め 中央奥は作礼山、右端は八幡岳 |
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経路概念図 クリックで 拡大 |
途中の池から見る岸岳 奥の左端は姫落とし、その右にある鈍頂は本丸跡・山頂、右端は旗竿石 |
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三の丸にある三角点 |
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① 地図のB 一般車道から分岐する林道へ入る 林道には、車止めの チェーンが架けられている |
② |
2016年4月25日 前回の周回とは逆ルートで岸岳へ向かう。坊中から車道を進み、峠から右へ分岐する林道に入る①。林道を道なりに進むと地図のCで作業道が左へ分岐。ここは右へ進み、しばらくすると右上に送電線の鉄塔が見えてくる。鉄塔に最も近づいたところから右へ分岐する登山道に取りつく②。なお、林道は直進方向へ延びている。 鉄塔の下をくぐり③、左へ続く自然林の尾根を登る④。傾斜は次第に急になり⑤、やがて、姫落し直下の大岩に出会う⑥。大岩は落差3mほどで固定ロープが設置されている。 ここは最大の難所。大岩の手がかりや足がかりは間隔が遠めで、慎重によじ登る。 大岩を過ぎると間もなく姫落し岩に着く⑦。岩の手前には、柵で囲まれてた抜け穴がある。 姫落し岩は切り立った断崖の上にあって展望に優れ、作礼山の大きな山容や八幡岳が見える。 姫落し岩から先は、岸岳城跡の遺跡を示す標識を兼ねた道標が続く。 自然林の尾根沿いに緩やかに登ると、やがて石垣が残る三左衛門殿丸⑧に着く。 自然林古木の中をさらに進んで本丸に到着⑨。ここは平らで広く、樹木の間から日が差し込む辺りには、スミレやウラシマソウなどの花も咲いている。 しばらく進むと柵で囲まれた井戸に出会い⑩、やがて二の丸へ⑪。少し先には二の堀切⑫があり、やがて三角点がある三の丸に到着⑬。 木橋が架かる三の堀切を経てなおも進むと旗竿石への分岐に着く。直進すると、ほどなく旗竿石。 ここは自然林の一部が開けていて、西から北方向の見晴らしが良い。ところが、この日は霞んで遠景はぼんやり⑯。 旗竿石から分岐まで引き返して、法安寺へ下る。しばらく下ると、駐車場と法安寺の分岐に着く。ここは右折して法安寺方向へ進む。分岐点の辺りは人工林であるが、すぐ先から自然林になり、時折人工林も現れる。 展望地1の先で自然林の尾根に別れ、人工林の山腹を下る。地図の登山道取り付き地点から法安寺の境内に入る。境内には石仏が続き、見頃のツツジや棚に咲くフジを眺めて、岸岳ふれあい館の前を通る。 車道を進み、集落に出会ったところで右折。坊中へ通じる集落道に入る。小高い峠を越え家並みの中を下ると田んぼに出会う。田んぼ道を少し進むと、田んぼを広域に囲む動物よけの柵に出会う。(地図のD)よく見ると、柵には通り抜けられるように開閉式の金具が取り付けられていて、そこから柵の中に入り元通りに閉めて進む。しばらく進むと柵の出口にも開閉の金具があり、通り抜けて閉める。この地点は、「記念碑前バス停」の前。そこから車道を歩いて、出発地へ戻った。 前回周回をした時は、田んぼを囲む柵の出入り口の金具を見落とし、県道52号へ遠回りをしてしまった。 その後、山の写真撮りで何度も通う内に、開閉金具を見つけて今回のルートを設定した。 |
③ 送電線鉄塔の下をくぐる |
④ 姫落としへ通じる自然林の尾根道 |
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⑤ 姫落し手前の急坂 |
⑥ 姫落しの直下、落差3mほどの岩場 慎重によじ登る |
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⑦ 奥は姫落とし岩 岩からは作礼山や八幡岳がよく見える 手前左下の柵の中は抜け穴 |
⑧ 三左衛門殿丸 |
⑨ 本丸 |
⑩ 本丸近くの井戸の跡 |
⑪ 標高点313mがある二の丸 |
⑫ 二の堀切に残る石垣 |
⑬ 三の丸 三角点は、この標識の右横すぐのところにある |
⑭ 三の丸にある三角点 |
⑮ 三の堀切 |
⑯ 旗竿石からの眺め 中央は唐津市北波多の中央部 この日は霞んでぼんやり 見通しが良い時は、右奥方向に唐津湾や十坊山、浮岳も見える |
⑰ 法安寺境内の石仏 ⑱ 法安寺の境内に祀られている 岸岳城主・波多三河守の像 |
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マンテマ |
シロバナマンテマ |
花粉が出始めたノアザミ |
ヒメナベワリ |
ヒメコバンソウ |
カキドオシ |
ギンリョウソウ |
キランソウ |
ツクシタニギキョウ |
マムシグサ |
ムサシアブミ |
ウラシマソウ |
トゲミノキツネノカミソリ |
ウマノアシガタ |
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ミツバツチグリ |
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フジ |
コメツブツメクサ |
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