金立山 きんりゅうさん (501.7m)~正現岳しょうげんだけ(334m) 佐賀県



正現神社からの眺め


経路概念図 クリックで 拡大





 


若葉が萌える金立山 中央の鋭鋒

 
 

金立山山頂



正現岳山頂




金立神社中宮
教育キャンプ場のすぐ下にある


2016年4月12日

 金立山に詳しい方から教えていただいた、お勧めのルートを歩いてみることに。お勧めの核心部は、観音沢ルートである。
 車は、正現社ルートの登山口にある駐車場に駐車。車道を歩いて教育キャンプ場へ。キャンプ場のすぐ下にある、金立神社の中宮①に参拝して一般登山道の登山口②から登る。
 丸太橋③-1を渡り、ここで一般登山道と別れて奥の細道・桧沢ルートへ進む。
 やがて奥の細道ルートと別れ、次に桧沢ルートにも別れ④、つなぎ道⑤を進んで一般登山道に合流。
 ルート沿いに自然林が現れ、やがて尾根に出る。心地よい自然林の中を進むと、右上の巨大な岩に彫られた吹上観音の像⑥が見えてくる。
 さらに進むと、観音沢が左へ分岐。ここで一般登山道と別れ、お勧め核心部の観音沢へ進む。観音沢は自然林で、幅が広くて傾斜も緩やか。その中央には爽やかな流れがあって、新緑の中に心地よい水音が続く。浅い流れを渡り⑦、沢を詰めると尾根に出る。すぐに車道を横断⑧して、ひと登りすると山頂に着く。
 山頂は樹林の中で展望は得られないが、金立神社の奥の院であり祠がある。

 帰りは山頂で二手に分かれ、「やませみ」は金立神社の上宮を経て正現社ルートを下る。
 往路を車道まで引き返し、金立神社の上宮⑨⑩を経て、弁財天の前を通る。やがて一般登山道と別れ、正現社ルートへ。
 正現の滝⑫から正現稲荷神社⑬を経て正現神社の参道と重なるルートを下って駐車場に到着。

 一方の「かわせみ」は山頂から往路を観音沢分岐まで引き返し、つなぎ道を辿って一般登山道に合流。そこから、一般登山道を下る。途中には縁結岩⑯があり、往路で別れた観音沢の分岐、桧沢の分岐を経て再び丸太橋を渡ってキャンプ場へ。そこから、車道を歩いて駐車場へ戻った。

 往路の前半は人工林の中を通るが、一般登山道に出会う辺りか自然林になる。自然林は山頂の近くまで続く。特に観音沢は自然林の若葉が美しく、緩やかな流れもあって素晴らしい環境であった。
 また、「かわせみ」が帰りに下った一般登山道もそのほとんどが自然林で、心地良いルートであった。

 金立山の登山道は、本数が多くて複雑に交差している。③-2  今後は計画をたてて、全てのルートを歩いてみたい。
                    





車道沿いの金立教育キャンプ場入り口
金立山一般登山道の登山口
ここから奥へ登る


③-1

丸太橋


③-2 

丸太橋に設置されている金立山ルート図




桧沢分岐
 


一般登山道へのつなぎ道




大岩に彫られた吹上観音




浅くて小さな観音沢を渡る

 


山頂の直前 車道を横断



金立神社上宮



金立神社上宮の後にある湧出御宝石




金立神社上宮の下方にある弁財天



正現の滝



正現神社



駐車場の前にある正現神社参道鳥居
(正現社ルートの登山口)




一般登山道沿いの縁結岩



すがすがしいカエデの新緑
正現神社の参道 (やませみの下山路・正現社ルート)


 

カンアオイ(つぼみ)
麓の徐福長寿館によれば、「カンア
オイは、金立山で徐福が発見した
不老不死の薬草」といわれている


  
タチツボスミレ



マムシグサ



シャガ



ヤブツバキ



フデリンドウ



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