金立山 きんりゅうさん (501.7m)~金敷城山 かなしきじょうやま(425.5m) 佐賀県



正現稲荷神社から見る佐賀平野 下は長崎自動車道


経路概念図 クリックで 拡大








麦畑が広がる佐賀平野から見る金立山

 
金立山山頂



金立公園から眺める正現岳 


2016年3月21日

 金立公園コスモス園の駐車場(地図のP1)から、正現岳へ向かう。長崎自動車道の下を通り、弘学館の前①を進んで登山口である正現神社の鳥居のところへ。②
 鳥居をくぐり、参道を登る。③④⑤⑥
正現神社の社務所では、神職さんから登山地図をいただいてしばらく登ると正現神社に到着。ルートは正現神社の右側にある大岩の下方向へ続いており⑦、一旦下ってからさらに登る。⑧
 やがて、⑨の道標が立つ分岐に出会う。この道標に描かれているように、山腹には網の目のように登山道が張り巡らされているが、今回は正現岳を経て金立山へできるだけ直線的に登る計画である。
 次々に出会う分岐⑩を確認しながら登って正現岳に到着。山頂は樹林の中で展望は得られない。実は前回、ここの山頂標識をうっかり見落として通過してしまった。
 そこで、今回は注意をしながら登り、山頂標識⑪を見つけてほっとする。
 さらに進むと切り通しの分岐に出会い⑫、ほどなく、沢のところでベンチと道標がある分岐に出会う⑬。ここからは、沢に沿って登る。しばらく進むと細い正現の滝⑭が現れ、展望台への分岐⑮を過ぎると祠⑯の前を通る。
やがて露岩⑰を過ぎると金立神社の上宮に着く⑱。上宮の社殿は大きく、堅固な石造りで、社殿の後ろには大きな湧出御宝石⑲がある。
 ⑳の分岐を過ぎるとほどなく㉑のアンテナが立つ林道に出る。林道を横断してところに奥の院と表示された鳥居㉒があり、それををくぐると、すぐに金立山の山頂に着く㉓。山頂は樹林に囲まれて展望は得られない。
 山頂は金立神社の奥の院で、祠と二等三角点がある。ちなみに、三角点の点名は金立山。 
 金立山から、西方向にある金敷城山へ向かう。三角点の位置から祠を見て左前方下へのルートに入る。アンテナの柵を回り込んで、車道に出る。電波塔に通じる管理車道にはゲートがあり、ゲートの右端を通り抜ける。管理道を少し進んだところに道標があり、そこから左の尾根に取り着く㉕。
 尾根に沿ってしばらく進むと名尾・楮原の分岐に着く㉖。途中には大門峠方向を示す道標㉗が点々と現れ、やがて大門峠に到着。ここからは、教育キャンプ場へのルートが分岐する。
 尾根沿いに進み、林道を横断㉗して送電線の鉄塔㉘の下を通過すると北方向の展望が開け、脊振山から金山、雷山にかけての長く横たわる山容が見える。
 さらに進むと、車道の名尾峠に出る㉚。車道の西側はたくさんのソーラーパネルが敷設された敷地が広がる。
 名尾峠の最高所の先へ車道を進み、少し下ったところから左へ登って㉛尾根に出る㉜。
 尾根に出たところは裸地で、松の苗が植栽されている。尾根沿いにしばらく進むと、樹木の間に金敷城山の山体が見えてくる㉝。
 やがて、金敷城山の山頂に到着。山頂には祠と三等三角点がある。ちなみに、三角点の点名は「金敷城」である。山頂は樹林の中で展望は得られず、昼食をして巨石パークへ下る。
 林道に出て、林道を右へ10mほど進んだ所に目印があり、そこから左へ分岐する登山道に入る㉟。しばらく進むと㊱の道標に出会い、九電の反射板㊳を過ぎると、やがて乙文殊宮と巨石パークの分岐に着く㊲。ここから、要所に巨石パークの道標が現れる。なお、巨石パークの道標は、巨石パークから登ってくる人に見えやすい位置に取り付けられており、逆方向に進む場合は見るけづらい。その道標を確認しながら、巨石パークの北西側に設けられている外回りのコースを下る。
 ルート沿いに現れる蛙石㊴や天の岩門㊵、それに神籠石㊶などの巨石を見ながら下り、石神の滝㊷を経て、有料の駐車場がある巨石パーク登山道入り口㊸に到着。そこから巨石パークの園内道を下って国道263号に出た㊹。
 そのあと国道を南東へ進み、佐賀大和インターの近くから長崎自動車道の側道を歩いて出発地に戻った。

 今回初めて歩いた、金立山から金敷城山の間の踏み跡はほぼ明瞭である。ただ、名尾峠から尾根に出る僅かな間は、踏み跡の薄い所がある。しかし、目印はついているので、それを確認しながら進んだ。
 また、途中には送電線鉄塔の巡視路が数カ所で分岐するので、そちらへ進まないように注意した。
 要所には道標があり、目印も付けられているので、ルートを探すようなところはなかった。
 
 今回は、山友さんからGPSのログを提供していただいたので、順調に進むことができた。しかし、このルートを歩く場合は、正確なルート図と磁石は携行したい。
  
 

佐賀平野から眺める金敷城山



金敷城山山頂



長崎自動車道をくぐった先
奥は、これから向かう正現岳


 ②

車道沿いの登山口
矢印の左側は地図のP2(駐車場)




正現神社への参道を登る




やがて、参道は石段に









正現神社近くの急な石段




正現神社 ルートは社殿の右下へ続く









金立山へ通じている、緑のシャワールートといわれる全ルート
青色の破線はHP掲載時に色づけしたもので、今回のルート




分岐点に出てくる道標

 


正現岳山頂




切り通し
左折すると奥の細道経由で教育キャンプ場へ




切り通しの少し先に沢がある  この沢を渡り道なりに登る




細い正現の滝



展望台への分岐




途中にある祠
説明書きは傷んで読み取り難いが
弁財天と記載されているように見える




金立神社手前の露岩





金立神社




金立神社の後ろにある
大きな湧出御宝石






金立山山頂手前の林道脇に立つ
イー・モバイルのアンテナ














ゲートのの右側を通過
ゲートには、道標が取り付けられている





林道を横断し、再び尾根に取り着く





名尾・楮原分岐
青線は名尾・楮原方向








大門峠
教育キャンプ場分岐




林道横断




地図の送電線鉄塔 この下を通る




展望地1あたりから眺める金山方面




名尾峠出会い
奥はソーラーパネルの広い敷設地
左にある峠の最高所へ車道を進む




名尾峠
峠の最高所から少し下ったところに
目印があり、そこから左へ登って尾根に出る





尾根に登りあがったところにある松の植林地




枝越しに見える金立山




金敷城山山頂



林道出会い
林道を右へ10mほど進んだところにテープが
あり、そこから左へ分岐する登山道に入る 




巨石パークの標識は角の木の根元にある

 


二つの標識はどちらも、振り返り(登ってくる方向から)見たもの
 
 


九電の反射板

 


蛙石




天の岩門

 
 


神籠石

 


石神の滝

 



巨石群(巨石パーク)登山道入口
前方は、有料の巨石パーク駐車場

 
 


国道263号沿いの巨石パーク入り口



嘉瀬川の川上峡 数百匹の鯉のぼりが泳ぎ、遊覧船も

 
 

タムシバ

 

サクラ

 

開き始めたシャガ

 

スモモ

 

ヒサカキ

 

ツクシ


 
ツッピーツッピー さえずるシジュウカラ                                   ツグミ           
 


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