金敷城山 かなしきしろやま(425.5m) 佐賀県

注:山名は日本山名事典(三省堂)による



巨石パークの展望所から見る、西方向の風景 左は佐賀平野。その先には、かすかに有明海も見える


経路概念図 クリックで 拡大








山頂


2015年12月29日

 T君が今年山に登った回数を数えてみると、昨日までに29回。そのことを聞いた彼の両親から勧められ、30回に挑んでみることに。
 30回の記念に選んだのは、下山後に野鳥観察もできる金敷城山。
 佐賀市にある巨石パークの入り口(写真①)から車道を進み、終点から道標に沿って登山道に入る④。
 しばらく進むとT字路に出会う。そこを右へとり、急な階段を登る⑤。
 ほどなく大きな神頭石⑥が現れると、道祖神石⑦や烏帽子岩⑪などの巨石が続く。
 巨石パークの最も高いところにある展望所は視界が開け、佐賀平野が霞んで見える。  展望所から続く尾根を登り、周回路に出会って右へ進む。さらに進むと帰りに下るT字路に出会う⑫。ここを右へ進み、⑬のT字路で周回路と別れて左へ。
 やがて林道に出会い、林道を右へ20mほど進んだ所から左へ分岐する登山道に入る。
 しばらく進むと山頂に到着。山頂は樹林の中。展望は得られないものの祠がある。
 山頂でおやつタイムのあと、⑫まで往路を引き返してT字路を右へ進む。やがて蛙石⑯や天の岩門⑰を経て石神の滝⑳へ。
 さらに下り、⑤で往路に出会って登山口へ戻った。
 
 下山のあと、近くにある野鳥の観察地へ。しばらく待つと、オシドリの群れが飛んできて近くに着水。T君はその姿を双眼鏡で捉え、初めて見る美しい姿に感動。
 この日見たのはオシドリだけであるが、ここはカワセミやヤマセミも見ることができる所であり、また彼と訪ねてみたい。

 T君にとって、今年30回目の記念登山は天気に恵まれ、巨石を巡る興味深いルートであった。
 T君が山登りを始めたのは3歳の時。この4年半に彼が山へ登ったのは117回、到達した山頂は88座である。
 来年も、T君が楽しめる山登りへ誘いたいと思っている。そして、100座の記念登頂を祝いたい。
 さて、100座目はどこの山にしようか。今から楽しみである。
 


 
  
巨石パークのツバキ

 


ヨモギの葉についた出発時の霜



落ちていた蜂の巣




今回の登山口
国道263号沿いの巨石パーク入り口



センリョウ



石神の滝




細長い駐車場の中央から階段を登る




車止めの柵の横を進む 右奥には巨石パークの管理棟がある




車道の終点 巨石群登山道入り口




黄色は往路、青色は復路




神頭石




道祖神石




兜石




造化大明神




巨石巡りの山道を登る




奥に見えるのが烏帽子岩




帰りに周回する分岐、T字路


  ⑬


往路の金敷城山への分岐、T字路

 


金敷城山の手前、一旦林道に出て右へ
進み、20m先から再び左の登山道に入る

 


山頂で五郎丸ポーズ




蛙石




天の岩門




石神の滝



 
神籠石
 積み重なる大岩の空間を通る

 
下山後にT君と見たオシドリ(イメージ写真)
写真は、同じ場所で先月おじいちゃんが撮ったもの


 


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