三郡山(935.7m)  福岡県



飯塚市から見る三郡山


経路概念図 クリックで 拡大








郡山山頂 その1
汗をかきながら登ってきた服装


2015年12月28日

 冬休みのT君を誘って三郡山へ。登山口は飯塚市の茜屋(あかねや)。登山口には、登山者用の駐車場がある。しかし、チェーンで閉鎖中。仕方なく、他車の通行に支障がないところを探して路上に駐車。
 車道を進み、人工芝スキー場の柵に沿って登る。  白糸ノ滝で写真を撮り、やがて鎖場へ。T君は鎖に頼らず、自分で手がかり足がかりを探しながら無難に登る。
 汗がにじみ始めたところで防寒着を脱ぎ、衣服調整。やがて尾根に出て、作業用の車道を横に見ながら、自然林の尾根を登る。途中で桃を連想させる花崗岩の大岩を発見。T君は早速、大岩の割れ目に入って気分は桃太郎に。
 山頂に近づいた所で車道に出る。車道をしばらく進み、帰りに下る分岐点を確認して山頂へ到着。
 山頂から見る遠景は霞み、気温は零度。吹きわたる風も冷たい。時刻は11時過ぎ。
 T君に、早いお昼ご飯を提案してみた。ところが、彼は寒いこともあって「車まで下りて食べる」との意向に早速下山を開始。
 先ほど確認した分岐点まで引き返し、電柱コースと呼ばれるルートに入る。分岐点に道標はなく、小さなテープがあるだけである。
 分岐点からの踏み跡は極めて薄く、地図を見、目印を確認しながら自然林の中を下る。
 目印の間隔が遠いところは、時々現れる電柱や木の葉の間から僅かに見える電線に沿って下る。
 T君は、落ち葉が積む急坂を立木につかまり、繰り返し尻もちをつきながらも元気に下る。
 やがて電線と別れ、人工林の中を下ってキャンプ場に出会い、ほどなく駐車地へ戻った。

 帰りに下った電柱コースは、踏み跡が極めて薄く、樹林の中を通っていて見通しも悪い。加えて、傾斜が緩む辺りからは尾根の幅も広くなって地形の特徴を見極めにくくなるなど、現在位置が確認しづらい。 これらのことから、このコースは一般的ではないように思う。



この日に発見して名付けた桃岩
T君は早速、大きな声で
も~もたろさん桃太郎さん・・・♪♪




三郡山山頂 その2
気温零度の冷たい風に、
防寒帽と厚手の冬着を着用





山頂のレーダー



白糸ノ滝



二つ目の滝を撮るT君



山頂の温度計 気温は零度
風速は2~3m/秒で
体感温度はマイナス域



滑滝(なめたき)



滑滝を撮る



ツルリンドウの実



ちょっと手ぶれ
ヤブシキミの実




歩き始めて1時間 元気に登る



急坂を登る



鎖場を登る



木の根を伝って登る



自然林を進む



岩場を登る



急坂を下る

 

分岐点のすぐ手前西側にある標識
電柱コースはこの標識の先から東へ下る
分岐点には赤テープの目印がある

 

シカが角こすり(角研ぎ)をした跡

 
  

駐車地はもうすぐ 長い階段を下る



真綿のようなサツマイナモリ



フユイチゴ



アリドオシ



下山路の自然林に咲くサザンカ

 
Back