大島山(175.9m) 佐賀県



下山途中の展望所からの眺め 左の鋭鋒は浮岳


経路概念図 クリックで 拡大








山頂の祠に参拝


2015年12月19日

 孫のT君を誘い、唐津市の大島山へ。地図に「大島山」の記載はなく、三角点の点名も大島。
 ネットで調べてみると、唐津市保健センター作成のウオーキングの項に「大島山」の記載を見つけ、早速電話で尋ねてみた。すると、山頂に大島山の標識はないが、地元では「大島山」と呼んでいるとのこと。
 地図のPに10台ほどの駐車場があり、すぐ横は小さな公園でトイレもある。登山口は駐車場と公園の間で、標識もある。
 その登山口から、良く保全された遊歩道を進む。しばらくすると、お寺の前を通る。そこから先は歩く人が少ないようで、落ち葉が積み倒れ込んだ枯れ竹も。竹林の中はイノシシが掘り返していて、一面畑のよう。イノシシが食べた、竹の子の真新しい皮もあちらこちらに。さらに進むと、すぐ近くから「ザザザッ」の音。T君に緊張が走る。すかさず彼は、イノシシを遠ざける大きな鋭い声を何度も発して、しばく様子をうかがう。辺りは静かで、聞こえるのは風の音だけである。
 安心して笑顔になったT君は、先頭を進む。ルートは新四国八十八カ所の巡礼の道と重なり、石仏が次々に現れる。心地よい照葉樹の中を進み、やがて奥の院に到着。
 そこから左右に大きな岩を見ながら、急坂を少し登ると山頂に着く。山頂には展望櫓があり、それに登ってみる。しかし、周辺の樹木の方が高くて展望はなし。
 山頂で降り始めた、小雨模様の時雨に先を急ぐ。しばらく下ると視界が開けたところに展望所があり、唐津湾に浮かぶ島々や福岡県境の山々も見える。時雨は続くが雨具を着けるほどではなく、チェーンのゲートを過ぎるとほどなく車道に出て登山口へ戻った。
 今回のルートでは、登りの一部に倒れ込んだ枯れ竹や倒木も見られる。しかし、歩くのに支障はなかった。要所にはルートを描いた看板があり、ルートを探すような所もなかった。
 登山者からすれば山頂に「大島山」の標識がほしいところである。

  

ピ ン ク 地 は T 君 撮 影 


下山路から見た
唐津港に停泊中の巡視船



車で帰る途中、唐津城をパチリ



カラス



トビ



ツバキ



スイセン



気分は、世界一早いボルト



シマカンギク



カンギク



今、学校ではやっている五郎丸ポーズ




ムラサキカタバミ



セイヨウタンポポ



遊歩道を登る



ノゲシ



カラスウリ



イノシシが食べ残した
真新しい竹の子の皮




センリョウの実



アオキの実



石仏の前で



電柱にとまるトビの撮影


倒木を越える



奥の院

 

タチツボスミレ

 

ツルソバ



地図で現在地を確認

 

トベラの実

 
 

もうすぐ下山口

 

山に行く途中で見た、佐賀平野に浮かぶバルーン

  


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