馬見山(977.7m)~屏山 へいざん(926.5m)~古処山(859.5m) 福岡県


馬見山山頂からの眺め


経路概念図 クリックで 拡大









馬見山の三角点
山頂は、三角点の東50mほどのところ


2015年9月11日

 久しぶりの晴れ晴れとした天気に誘われ、馬見山から屏山を経て古処山へ向かう。
 この連山は嘉穗アルプスと名付けられ、今年、嘉麻市から発行された登山のガイドマップに紹介されている。
 登山口があるサケ孵化場の前まで「かわせみ」に送ってもらい、「やませみ」一人で出発。
 登山口から人工林の中を進み、風穴や寄り添い岩を見て、ブナ尾根へ進む。尾根にブナが現れる辺りで、人工林から自然林に変わる。
 馬見山の頂は見晴らしが良く、東には英彦山、南には阿蘇から久住の山影が、そして、西には雲仙の平成新山も見える。
 馬見山から宇土浦越へ下り、無名峰へ登り返す。無名峰は樹林の中で展望はなく、そのまま通過して屏山へ。
 屏山の山頂は北方向が開けて見晴らしが良く、稲が色づき始めた筑豊盆地の先には福智山が見える。
 屏山から一旦下って古処山へ登る。途中で、山友さんご夫妻にばったり。そこからは、ご夫妻さんとのおしゃべりに花を咲かせながら歩く。
 古処山山頂の国見岩は展望に優れるが、時間の経過とともに大気の湿度が高くなったようで、遠くの山々は霞んで見える。
 古処山から馬攻めへ。ここにはアケボノソウの群落があって、花はちょうど見頃。花にはたくさんのチョウが集まっていて、群落は虫たちのカフェのよう。
 下山後にご夫妻さんの車に乗せてもらい、スズムシバナの群生地へ。スズムシバナは最盛期の前のようで、9月下旬頃になればもっとたくさんの花が見られるのではなかろうかと、期待は膨らむ。
 この日のルートには、馬見山への登りと古処山からの下りに数カ所の徒渉地点がある。これら徒渉地点の水量は数日前からの雨でやや多めであったが、通過をするのに大きな支障はなかった。


馬見山の三角点から見る英彦山(右)



屏山山頂



屏山からの眺め イネが色づく嘉麻市方面



古処山からの眺め 左奥は耳納連山、右は宝満山から三郡山



古処山頂



馬見山への登山道沿いにある風穴



ホトトギス



マツカゼソウ



馬見山への登山道沿いにある寄り添い岩







白花ゲンノショウコ



馬見山山頂近くの自然林



ブナの実



カラマツソウ



古処山の手前にある石灰岩の造形



ツチアケビの実



ゲンノショウコ



アケボノソウ



オオハンゲ



レイジンソウ


  
アケボノソウ


  
アサギマダラ



ツマグロヒョウモン







キアゲハ



アカタテハ


ヨメナ



メタカラコウ



コバノボタンヅル



黄色の円の中はマムシ











ナメコ










    
スズムシバナ



Back