浮嶽(805.2m) 佐賀県



白瀧稲荷のすぐ上にある、大岩展望台からの眺め 糸島市の海岸


経路概念図 クリックで 拡大





浮嶽
 

 
山頂

 


山頂にある浮嶽神社の上宮に参拝



途中の白瀧稲荷に参拝


2015年8月14日

 孫のT君にとっては初めての浮嶽へ。唐津市と糸島市の境にある、荒谷峠近くの林道を車で進む。 林道が浮嶽と女岳を結ぶ縦走路に近づいた所で、他車の離合に支障のないスペースに駐車。
 林道から縦走路までは10mほど。杉林の中を進み、傾斜が急になると心地よい自然林にかわる。
 T君は足取りも軽く、急な坂道を順調に登る。帰りに下る分岐点①(地図のA)を確認し、その先で分岐②する白瀧稲荷を経て大岩展望台コースへ進む。
 白瀧稲荷に立ち寄り、そのすぐ上にある大岩展望台からは、糸島市の海岸や玄界灘がよく見える。
 展望台の大岩は段差が大きく、まだ足の短いT君にたちょっと無理。彼には、大岩から見える風景を聞かせ、帰りに下る分岐③を確認してさらに登る。
 山頂手前の分岐④を右へ進むと、ほどなく山頂に着く。
 山頂には浮嶽神社の上宮があり、T君はいつものように参拝。山頂からは、樹林の間に玄界灘や姫島が見える。
 山頂で一休みしたあと、上宮の後ろへ回るルートへ進んで先ほどの分岐④に出会う。そこから往路を引き返し、分岐③は右へ進み白瀧稲荷の手前で再び往路に合流。
 さらに下り、分岐点①(地図のA)から南東方向へ下る。このルートも美しい自然林で、やがて林道に出る。(地図のB)林道を左へ少し下ると、右側に20台ほどの駐車場がある。一般的には、この駐車場を利用するのがお勧め。
 T君は枯れ枝で釣り竿を作り、魚釣り遊びをしながら林道を下って駐車地に戻った。

 今回のルートは、出発終着地以外には道標があり、登山道も良く保全されて歩くのに支障はなかった。

 T君の体力であれば、浮嶽から縦走をして女岳へ登ることも可能である。しかし、この日は気温が高く、熱中症の危険性を考慮して浮嶽一座にとどめた。その代わりに、先述の駐車場の手前から少し長めに歩くことにした。そして下山のあと、唐津市の樫原湿原へ。
 


白瀧稲荷のすぐ手前にある大岩



急坂の途中にある白瀧
稲荷でも余裕の表情


 
急坂を登る



マムシグサと背比べ


 
美しい自然林の中を下る



帰り道、自ら作った道具で魚釣り遊び
竿は枯れ枝、糸はクズの蔓、
そして、餌は丸めた木の葉



ホトトギス



オトコエシ



咲き始めたツリフネソウ



ヒヨドリバナ



ヤブレガサ



ダイコンソウ



マツカゼソウ



ヘクソカズラ



ヨウシュヤマゴボウ



キンミズヒキ   ミズヒキ



ツマグロヒョウモン


樫 原 湿 原
 
 先月26日にT君と訪ねた時はにわか雨に遭い、十分に観察をすることができなかった。そのため、この日はT君の希望もあって再び訪ねてみることに。
 前回たくさんいたハッチョウトンボは数が少なくなっているものの、T君は細いイトトンボを次々に見つけては教えてくれる。湿原を散策していると、ギンヤンマがT君のズボンのお尻に止まった。チャンスとばかりにカメラを構えたが、そのとたんに飛び去ってしまった。
 ここは標高591mの高地。湿原にはサギソウやオミナエシが咲いていて、猛暑が続いている平地とは異なり秋が近いことを知らせているように思う。

  
サギソウ

 

 
オニユリの観察



ミズトンボ

 
 

マアザミ



トンボを探す



コバギボウシ



ワレモコウ



み~っけ。指の下にシオカラトンボ
手には双眼鏡


オミナエシ



コオニユリ


 
アヤメ


 
ゲンノショウコ


 
ツルリンドウ






サワギキョウ



ヌマトラノオ



サイヨウシャジン



ナンバンギセル



白色カワラナデシコ



カワラナデシコ



ムラサキミミカキグサ



イヌタヌキモ



コガマ



ヒツジグサ



ヒメミクリ



シマヘビ


  
ヒメウラナミジャノメ



キチョウ



ハッチョウトンボ ♂  体長は2cmほど
日本では、最も小さいトンボ

 
 

ハッチョウトンボ ♀

 

ベニイトトンボ

 
   
キイトトンボ


  
モノサシトンボ

 
  

シオカラトンボ

 

さえずるホオジロ



ホオジロ

 

池の鯉

   

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