髙良山(312.0m)~明星山(362.5m) 福岡県


経路概念図 クリックで 拡大





高良山山頂


2015年6月24日

 昨日に続いて、同じ山へ出かけることに。今日はコースを一部変えて、バスを利用した縦走である。
 バスの便が良い「久留米大学前」バス停で降りて、髙良山へ向かう。
 時折降る小雨の中、街中を進んで髙良大社の参道を登る。参道は幅が広く、続く石段は英彦山のそれ思い起こさせる。
 参道の途中には、国の天然記念物に指定されているモウソウキンメイチク(孟宗金明竹)林があり、竹の若葉色が何ともすがすがしい。
 髙良大社に参拝して本殿の前を右へ進み、奥の院へ通じる山道に入る。
 等高線に沿うように、自然林の中を緩やかに登って奥の院へ。さらに進むと、山頂へ通じるルートが左へ分岐する。分岐から急坂を登ると、ほどなく山頂に到着。
 髙良山の頂は自然林の中。展望はほとんど得られないものの一部が開けていて、これから向かう明星山が小雨に煙るように見える。
 山頂から先ほどの分岐まで引き返し、後谷コ
ースへ進む。山道を下ると、舗装された林道に出る。
 林道を左へ500mほど進んだ所から、右へ分岐する山道に入る。美しい自然林の中を下り、林道に出てほどなく県道800号を横断。
 すぐ先で髙良川に架かる「幸の橋」を渡る。突き当たりの三叉路にある登山地図を見て右へとり、最初の民家の横を左へ曲がる。
 ここから、「炭焼き小屋コース」を進む。林道から作業道になると、ほどなく炭焼き窯跡に出会う。以前、窯の前には小屋が建っていて、「炭焼き小屋コース」の名称は、その小屋に由来するものであろう。
 谷に沿って登り、やがて尾根に出る。中腹の尾根は急坂で、新しく敷設された丸太の階段を登って明星山の頂へ。
 山頂は開かれていて見晴らしの良いところであるが、この日の遠景は梅雨雲の中。山頂で一休みして、白金山へ通じるルートへ進む。150mほど進んだ所で、右へ分岐するルートに入って青峰団地へ下る。ルートの多くは人工林を通るが、途中には心地よい自然林も続く。しばらく下ると、舗装された林道に出る。そこから林道を右へ下り、青峰団地の中を通って目的地の「青峰校前」バス停に到着。

 今回歩いた縦走路の山道の部分は、良く保全されていて道標もある。
 しかし、「久留米大学前」バス停から髙良大社までは、道標がないところや、間隔の遠いところがある。また、青峰団地に入った所から「青峰校前」バス停までの間は、バス停方向を示す道標はない。
 これらのことから、地図と磁石は必ず携行をしたい。
 


国の天然記念物 高良大社参道沿いのモウソウキンメイチク林



明星山山頂



コクラン



クチナシ

 

ヤブコウジ



山に植えられているキキョウ

 
 

ホタルブクロ

 

高良大社参道沿いのアジサイ園


 
ヨメナ


 
ムラサキニガナ


 



キノコ


 
 タシロラン



Back