仏頂山(868.7m) 福岡県

 
 


山頂の近くに立つブナの大木

 


経路概念図 クリックで 拡大


 


 


三の滝


2015年6月13日

 登山口から、提谷(ひさげだに)沿いにしばらく先までは民有地であり、数年前に民有地を迂回するルートが設定された。そこで、この日は提谷コースの現状調査に出かけてみた。
 林道の膨らみに車を停め、登山口へ向かう。登山口は写真⑤の門柱の立つ民有地の手前。そこには、2台分の駐車場も設けられている。
 登山口にある道標を見て、渓流沿いに進む。⑥で民有地の道路を横断して山腹を登り、シラハケ尾根に出る。尾根をしばらく登ると、地図の分岐点に出会う⑦。ここで尾根と別れて提谷へ下る。
 提谷へ下るこの登山道が数年前に新設されたもので、登山口から続く民有地を迂回するルート。迂回路の踏み跡は明瞭で、目印もある。下り着いたところは二の滝の上で、すぐ三の滝に出会う。
 以前のルートは登山口から提谷沿いに登り、一の滝、二の滝を見ることができた。しかし、このルートは民有地を通っていたために迂回路が設定されたが、これは致し方のないこと。
 三の滝から先は、これまでと同じルート。渓流の水は多めで、次々に現れる滝は、梅雨の季節ならではの勢いである。
 百日絶食の碑から、金の水、普池の窟を経て山頂へ。
 山頂で一息入れて、往路を引き返す。金の水から谷沿いに下って百日絶食の碑に出会い、そこからシラハケ尾根を下って登山口へ戻った。

 この日は幸いなことに、作業中の地主さんにお会いすることができて話を伺った。
 地主さんによれば、現在設定されている登山道を登山者が通っていただくのは、全く差し支えがない。但し、写真⑤から奥へ続く道、破線の矢印へは入らないでいただきたい、とのこと。
 さらに、門柱のすぐ内側には、水場を設けているので、登山者の方もどうぞ、とのお勧め。この水は井戸水で、水質の検査も受けており、飲料水としては最適とのこと。その場でいただくと、確かに旨い。
 また、⑤の登山口と⑥との中間には、登山道に接してお堂を建てているので、登山時の休憩場所として使って下さい。との有り難いお話もいただいた。 



般若の滝

 


山頂








 


登山口 門柱のある奥は民有地
登山道は門柱の手前から左へ



 ⑥

⑤の先で民有地の道路を
横断して山腹に取りつく

破線の矢印方向は民
有地で進入できない

 


地図の分岐点
シラハケ尾根から提谷へ
数年前に設定され
た民有地の迂回路


 
 

百日絶食の碑


 


金の水
 


普池の窟
 


コナスビ



タツナミソウ



Back