源流の森~御前岳(1209m) 福岡県



御前岳から360度の眺め


経路概念図 クリックで 拡大






御前岳山頂


2015年5月6日

 昨日に続き、今日は別ルートである「源流の森」から御前岳を目指す計画である。
 八女市の矢部越へ通じる市道御側線から、国有林道線を車で進み、昨日歩いた第2登山口の前を通って「源流の森入り口」へ(写真①)。
 ここには車止めの杭が立っていて、2~3台分の駐車スペースがある。
 源流の森入り口から、やや荒れ気味の遊歩道を進む。しばらく登ると東屋がある②。ここにはベンチもあって、小休止にはちょうど良い。
 東屋のすぐ先に「御前岳登山道」の標識③があり、地図にはここを登山口とした。
 登山口から、遊歩道の支線のような道を少し登ると山道になる。
 地図Aへの急坂をしばらく登ると、シャクナゲが現れ、シャクナゲはCの先まで続く。花は盛りをすぎているものの、蕾も少し見える。
 帰りに下る分岐点Bを確認して、Cのピークへ。このピークからは、美しい三角錐の御前岳が近に見える。
 大半は散り、残ったミツバツツジを眺めながら、一旦下って御前岳への急坂を登る。
 この日は昨日よりも大気が澄み、御前岳の頂からは英彦山や由布岳がよく見える。
 山頂から往路を引き返し、先ほど確認した分岐⑦から、源流の森入り口へ向かう。
 踏み跡は薄く、目印⑧を探ししながら下る。やがて堰堤が見えると、間もなく源流の森入り口に帰り着いた。⑨

 今年のシャクナゲの花は少なめであり、来年に期待をしたい。
 ルートはBから先の下り以外はほぼ明瞭で、ヤブのような所もなく、道標もあって歩くのに支障はない。Bからの下りは、歩く人がすくないようで踏み跡が薄いが、ヤブ状のところはない。
 車で進んだ林道は、第2登山口から先は林道へ被さるような枝が所々にあって落石も多く、それらを除きながら進んだ。また、路面には溝状の水切りも数カ所にあり、最低地上高の低い車は留意が必要である。

 林道の終点を「源流の森入り口」とした。この名称は、分岐点Bの道標⑦による


途中のピークCから見る御前岳




林道終点 源流の森入り口




登山口手前にある東屋




登山口




登山道にある目印



フジ




ミツバツツジ越しに見る御前岳



オトコヨウゾメ




御前岳山頂 
山頂は、杣の里、釈迦岳、それに源流の森からのルートが合流



ホウチャクソウ




地図のB
御前岳から引き返して、分岐を左へ下る




Bから源流の森入り口への下り
踏み跡は薄く、目印のテ
ープを確認しながら進む



ギンリョウソウ




源流の森入り口に戻ったところ
駐車はこの下手前に2~3台のスペース



シャクナゲ



タチツボスミレ



ツボスミレ



ミツバツツ



ヤマアイ



ニシキウツギ



ゴマギ



ツルシキミ



ヤブツバキ



落ちていた小鳥の巣



集落の近くで立体的に咲いていたフジ
 


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