英彦山中岳(約1180m) 福岡県



英彦山神宮の参道沿いに咲く満開のミツマタ


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山頂


2015年3月30日

 英彦山へ登るのは、今回も山頂にできたトイレの清掃である。
 別所中車場から、修験道館を経て中岳の山頂へ向かう。前
回登った3月7日は、まだ雪が残っていて山は冬の様相であっ
た。
 それから3週間経ったこの日は雪もなく、強くなった日射しに
山の春を感じる。
 トイレは清掃の必要はないほどに美しく保たれていて、つい嬉
しくなる。
 清掃日記を見れば、清掃の定例日である一昨日の土曜日に
加え、昨日の日曜日にも清掃が行われていて、トイレを清潔に
保つ輪が広がっていることを実感する。
 一通りの清掃と休憩所の清掃をして、往路を引き返す。
 途中で英彦山神宮に立ち寄り、トイレの状況や4月26日(日)
に日本山岳会北九州支部の呼びかけで、登山道の一斉清掃が
行われることを神官さんにお伝えした。
 
 この日はまた、山頂で長崎県登山界の重鎮さんに偶然お会い
した。氏によれば、多良岳のバイオトイレは清潔に保つための管
理が難しく、苦労も多いとのこと。
 氏の質問に答える形で、英彦山のトイレ清掃ボランティア組織
の構築や清潔に保つために毎週2回の清掃を輪番で行っている
ことなどを紹介。
 さらに、トイレの建設へ向けては、登山界や英彦山に縁のある
諸団体、それに、地元や英彦山神宮、添田町、福岡県との連携
活動を経て今日に至っていることをお伝えした。
 私たちは数日前、多良岳に登った時に多良岳のバイオトイレを
見学したところであり、英彦山の清掃体制や方法がお役に立てば、
と願っている。
 


山頂から見る南岳



英彦山神宮 奉幣殿

  
ミツマタ



ウメ



英彦山神宮の境内に咲くシダレウメ



ヤブツバキ




フウロケマン


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