国見岳(996m)~多良岳(約980m)~前岳(892.7m)~黒木岳(881m)~一ノ宮岳(827m)~帆柱岳(742.1m) 長崎県



満開のマンサク


経路概念図 クリックで 拡大






国見岳山頂からの眺め 経ヶ岳方面


2015年3月21日

 目的は、マンサクの花とまだ歩いていなかった前岳から先を歩くこと。
 金泉寺に近い、林道多良岳横断線沿いの登山口から多良岳へ向かう。
 金泉寺と国見岳に立ち寄り、多良岳山頂近くのマンサクはちょうど見頃。枝いっぱいに咲く黄色い花は、ようやく訪れた山の春を喜んでいるように見える。
 多良岳から急坂を下り、露岩の尾根を登って前岳の山頂に到着。
 山頂からは先ほど通過した多良岳やこれから向かう黒木岳方面が見える。
 前岳から先は初めてのルート。シャクナゲが続く尾根を下る。そのうちに露岩はなくなり、落ち葉の山道となる。
 前岳から先に道標はなく、踏み跡や目印を確認しながら鞍部へ。ここから先は幅の広い尾根となり、地形図と磁石で進行方向を確認して進む。
 黒木岳は樹林の中。山頂標識を確認して、次の一ノ宮岳方向を地形図で確認して登山道を探す。薄い踏み跡と目印を見つけ、それを辿る。
 一ノ宮岳山頂も樹林の中。ここでも地形図で進行方向を確認し、次の帆柱岳へ向かう。 踏み跡は明瞭で、帰りに林道へ下る分岐を確認して鞍部から登りにかかる。鞍部から先は幅の広い尾根で、踏み跡は薄く目印も遠い。地形図で、山頂方向を確認しながら登って山頂に到着。
 山頂は平坦に近い鈍頂で、三角点がある。
 ひと休みして引き返し、先ほど確認した分岐点から南東方向に下って林道へ。そこからは、林道を3kmほど歩いて登山口に戻った。

 今回のルートで展望が良いのは国見岳、多良岳、それに前岳までであった。前岳から先のルートはほぼ樹林の中である。見通しは利かないので、進行方向を定めるのに地形図と磁石が大いに役立った。
 


多良岳山頂




前岳山頂



黒木岳山頂



一ノ宮岳山頂



帆柱岳山頂



金泉寺



多良岳への参道



役の行者座像



一体ごとに異なる柔和な表情の石仏



前岳への登りから振り返り見る多良岳



前岳付近の稜線



シャクナゲが続く稜線


  
前岳を過ぎたあたり 落ち葉が積もりふわふわとした登山道



巻いた幹



コブができた幹



登山道にあるレスキューポイント


  
 多良岳山頂付近のマンサク



オオキツネノカミソリの新芽


 
ヤブツバキ



満開のアオモジ



キブシ



ヤシャブシ



ネコヤナギ



フキノトウ



ヤマザクラ

 

下山後に通った諫早湾干拓堤防道路
堤防部分は7kmほど 奥は雲仙の山



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