白山(319m)~孔大寺山 こだいじやま(499.0m) 福岡県



白山からの眺め 犬鳴山地方向


経路概念図 クリックで 拡大






白山からの眺め 玄界灘方向



白山山頂



孔大寺山山頂
温度計が示す気温はマイナス4℃

2015年2月9日

 まだ登っていなかった、宗像市の白山へ。計画は、白山から孔大寺山への周回である。
 入山口は、山田地蔵尊の下にある広い駐車場。ここには、清潔なトイレもある。
 時折雪が舞う中、道標にそって集落道を進み、池の横から山道に入る。
 桧林から自然林になり、急な登山道を登って白山の山頂へ。ここは城跡で、平な山頂に往時が偲ばれる。
 照葉樹林に覆われた山頂は一部が開かれていて、そこからは犬鳴山地や玄界灘に沿って弧を描く松原が見える。
 白山から、尾根伝いに進む。玄界灘から吹きつける冷たい北風の中、二つの峰を越えて急坂を登ると、城山から湯川山へ通じる縦走路に出会う。
 縦走路を北西へ進み、帰りに下る分岐点を確認して少し登ると、孔大寺山の山頂に着く。 ここも樹林の中。その間からは、遠景が少し見える。
 一息入れて先ほどの分岐点まで引き返し、道標にそって西方向へ下る。ジグザグに下ると、孔大寺宮への分岐に出会う。ここからは長い石段を下り、傾斜が緩くなると孔大寺宮遙拝所に着く。
 ここから先は道標がない。地図を見ながら、集落道や農道を進んで駐車場へ。
 今回歩いたルートは、出発地の駐車場から孔大寺宮遙拝所までは良く保全されていて、要所には道標もあって分かりやすい。
 今日は、小雪が舞う北風の中にウメが香りスミレも咲き始めているなど、冬と春双方を体感する一日であった。
 


出発地そばの山田地蔵尊



自然林の登山道



イヌシデの大木
樹齢は、数百年以上であろうか



樫の大木



照葉樹林の上空



風雪に耐えて生きる古木にできた穴



消防署が設置している
レスキューポイント


  
下山時に振り返り見る孔大寺宮へ続く長い石段


 
孔大寺宮遙拝所 地図のA

 

ハゼの実をついばむメジロ



スイセン



オドリコソウ



ヒメオドリコソウ



ウメ



フキノトウ



タチツボスミレ



ヤブツバキ



アオキの実



センリョウの実




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