四王寺山:大原山(354m)~大城山(410.0m) 福岡県



大城山手前から見る福岡都市圏の市街地 左奥は脊振の山影



経路概念図 クリックで拡大






参加の皆さん 大原山山頂 (撮影はおばあちゃん)



四王寺山の最高峰 大城山山頂 T君はVサイン


2015年1月24日

 この日は、孫、T君のお守をする事になっていた。そこへ、熊本県や福岡県の山友さんから親睦登山のお誘いをいただき、T君と参加した。
 四王寺山は全体が太宰府防衛の城跡で、一帯には遺跡がたくさんあり、その一つである焼米ヶ原から大原山へ向かう。
 T君は皆さんから声をかけていただき、張り切って自ら先頭を歩く。
 土塁の上を進み、石仏が祀られている札所をを見て大原山の頂へ。頂きからは宝満山から三郡山にかけての稜線が見える。
 大原山から引き返し、礎石が残る太宰府口の城門跡を見て、主峰の大城山へ向かう。
 途中には展望の開けたところがあり、そこからは、福岡都市圏の市街地やそれを縁取るように連なる脊振の山影が見える。
 大城山の山頂は樹林の中で展望は得られないが、そばにある毘沙門堂に参拝をして、今回の終着地である百間石垣へ下る。
 林道を横切るところで、運転者だけ迎えの車に乗って車の回収へ。皆さんはそのまま百間石垣へ下り、回収の車と合流して四王寺山登山を終えた。
 山友さんたちはこのあと、筑豊地域の笠置山と六ヶ岳へ。
 
 T君はたくさんの人たちとの山登りは初めてであり、どうなることかと心配をしていた。
 ところが、T君は皆さんから親しく声をかけていただき、おやつもいただくなどして緊張することもなく、心配は杞憂に終わった。
 それどころか、T君は自らすすんで先頭を歩くなど、祖父母と三人の山登りの時とは違った積極的な姿に、彼の逞しさを見た一日であった。
 


出発地の焼米ヶ原







倉庫群の礎石



長い土塁跡を進む



太宰府口城門跡


  
    毘沙門堂の鳥居             毘沙門堂              毘沙門堂の裏側       



皆さんの先頭を歩くT君



終着地の百間石垣



城跡の説明板を見る



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