蛤岳(862.8m) 佐賀県


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山頂



山頂の蛤岩



三角点


 
山頂の1kmほど手前、蛤水道の出会い地点


  
山頂近くの積雪

 

2014年12月15日

 穏やかな冬日よりの中、坂本峠から山頂へ向かう。
 蛤岳は十数年ぶり。人工林の中をしばらく進むと林床に雪がちらほら現れ、足もとにはアリドオシやヤブコウジの赤い実も。
 登山道は尾根に沿っており、その尾根を縫うように続く作業道を何度も横切る。この作業道は前回はなかったもので、時の移ろいを感じながら登る。
 やがて、蛤水道の水音が聞こえてくる。この時期にしては多めの水量で、2mほどの落差工のところを勢いよく流れ落ちている。
 蛤水道を過ぎると林床は一面に白くなり、山頂近くの積雪は10Cmほど。
 山頂には山名の由来となった蛤を想像させる大きな岩があり、その上からは佐賀平野や有明海が見えるはず。しかし、この時は写真に写らないほどの濃い霞である。
 蛤岩の少し先にある三角点を見て一休み。そのあと、往路を引き返した。
 今回のルートは、九州自然歩道で良く保全されており、要所には道標もあって分かりやすい。




つらら



フユイチゴの実



ツルリンドウの実



ツリアリドオシの実



ヤブコウジの実



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