英彦山中岳(約1180m) 福岡県





山頂に立つブナの大木


 

 経路概念図 クリックで拡大













 
2014年12月7日

 今日は、山頂にできたバイオトイレの清掃登山。別所駐車場から修験道館の前を通り、奉幣殿の裏から山道に入る。
 この日は山岳宗教団体の清掃登山も行われていて、正面参道に出たところで団体さんに追いつき、話を交わしながら登る。
 山頂に近づくと霧氷が現れ、積雪は20cmほどに。中岳の頂からは霧氷に覆われた南岳が間近に見える。

 2基のバイオトイレは積雪期になって1基が閉鎖され、使用できるのは1基だけである。
 これは、便槽の温度を保つために電力を集中させる必要があり、トイレの使用者には少し不便ではあるが、気温の低い山頂では致し方のない措置である。
 この日もトイレは清潔に保たれていて、一通りの清掃と周辺の除雪をしてトイレまわりを終了。
 トイレが設置された休憩所もリニュアルされていて、これまでにはなかった雨戸が準備され、季節風が強い冬の間は雨戸が閉められるようになっている。
 その雨戸の閉まり具合も点検して、今回の全作業を終えた。
 休憩所では、偶然お会いした山友さんたちとおしゃべりをして、往路を引き返す。

 その途中で、Yさんに出会うという嬉しいことがあった。Yさんは熊本県在住の著名な登山家で、登山のガイドブックを多数出版されており、この日は霧氷を撮りに英彦山へ来たとのこと。
 Yさんには、私たちも参加した「五家荘の登山地図」「九州脊梁登山地図」「九州百名山地図帳」「九州の山」の作成時に助言や指導をいただいくなど、Yさんは私たちのお師匠さん。





中岳山頂から見る南岳


 

修験道館にできていた大きなつらら



山頂近くの霧氷



中腹の積雪

  

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