大根地山(652.0m) 福岡県 


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2014年9月27日

 T君と祖父の二人で、彼が未だ登っていない大根地山へ。
 この日の登山口は、国道200号と旧長崎街道の交差点。
 集落道を進んでいると、畑仕事中のおじさんから「ぼく、がんばって登っておいで」と声をかけていただいた。
 しばらく進んだところで、ムササビの巣穴を見つけた。その状況から、穴の中にはムササビが居るようだ。
 人工林から自然林の中を順調に登って山頂へ。
 山頂は小さな草原で見晴らしが良く、霞んではいるものの、脊振や福智の山影が見える。山頂でおやつタイムのあと、往路を引き返す。
 20mほど後ろを歩いていたT君がしゃがみこみ、何やら草の中に手を入れている。しばらく待っていると、摘んだヨモギを持ってきて、「おばあちゃんへのおみやげ」と言って、ザックの中へ。
 彼はこれまでの経験で、ヨモギを覚えたようだ。しかし、この時期のヨモギは、アクが強くて、食べられないのではなかろうかと思っていた。とろが、天ぷらにしてみると旨い。
 この日は、T君に新たな食材を教えられるという、記憶に残る山行となった。
 今回歩いたルートは荒れたところもなく、山頂の近くは草刈りも行われていて、歩くのには全く支障のない登山道である。 
   



ススキの穂が揺れる山頂



国道200号沿いの登山口



鼻にヤマイモの実をつけて、天狗に変し~ん



ツユクサ



林道の終点にある
甕冠神社 地図のA



T君と見つけた
ムササビの巣穴



山道を登る



ゲンノショウコ



山頂でおやつタイム


 
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