英彦山中岳(約1180m) 福岡県

 
 
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山頂

 


2014年9月5日

 今回は、山頂にできたバイオトイレの清掃登山。先月から続くぐずついた空模様の中、別所駐車場から奉幣殿の裏を経て山頂へ。
 山頂のトイレはこの日も美しい状態で、予備のロール紙なども整頓されていて、室内清掃の必要なない。そこで、トイレの外回りと休憩所の清掃を行い、備えてある簡単な記録紙に点検のチェックを入れて10分ほどて終了。

 英彦山の環境を守るために、山頂へトイレが建設されて3カ月余り。そのトイレは、登山者の方々のご協力で、いつも清潔に保たれている。
 実は先月も、登山界の著名なご夫妻から「トイレの清掃に登りましたよ~」、との嬉しい連絡をいただいた。
 加えて最近、福岡県内の四つの登山団体から、会員さんが登った時に随時清掃を行う「清掃応援団」の申し出もいただいた。
 山頂トイレの清掃は、当初、ボランティア七団体さんによって始められたが、この頃では一般登山者の方々や新たに応援をしてくださる団体さんも加わるなど、拡大の方向にあることを有り難く思う。
 トイレ清掃の輪が広がりつつあることに感謝をしながら、北西尾根を下って駐車場へ戻った。


 参考 福岡県庁のホームページ 
     英彦山のバイオトイレ:登山者の皆様へ     http://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/893.pdf


 追記
 この日は英彦山のあるところで、オニグルミが結実しているのを見つけた。
 このことを福岡県にある森林関係の研究機関に伝えたところ、福岡県内でのオニグルミは珍しい存在とのこと。
 この研究機関で見せてもらった過去の文献によれば、オニグルミの自生は、英彦山から離れた筑後川と矢部川の流域で確認された記録がある。
 この日に見たオニグルミは自生しているものなのか、あるいは、人によって植えられたものが自然繁殖をして野生化したのかは、不明である。

 
 
 

山頂広場の休憩所
バイオトイレの入り口は後ろ側

 

休憩所内 
登山者の皆さんによって、
いつも清掃されている

 

バイオトイレの掃除用具
 入り口左側の引き戸内に、いつでも誰でも清掃できるように、整えられている

 

オニグルミ



コフウロ




オトギリソウ




マツカゼソウ
 

ゲンノショウコ

 

ヤマハッカ


 
自然林の北西尾根



トチバニンジン



ヤマボウシ


 
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