英彦山 (福岡県)


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霧に煙る上宮


2014年8月16日


 今年の8月は、二度目の梅雨のような天気が続いており、来る日も来る日も雨また雨。
 お盆の行事も終わって、この5月に完成した英彦山山頂のバイオトイレのことが気にかかり、出かけてみることに。
 添田町の別所駐車場から、正面参道を山頂へ向かう。途中にある英彦山神宮に立ち寄り、神官さんに山頂のトイレの状況を尋ねると「いつも清潔に保っていただき、清掃ボランティアの皆さんに感謝をしています」との言葉に、ほっとする。

 途中ですれ違った、団体さんを引率中の福岡市にある老舗登山用品店の店長さんからも、「トイレの清掃ですか?。ご苦労様」と声をかけていただき、足取りも軽く山頂へ。

 早速トイレを見てみると、汚れは全くなくて清潔そのもの。  直前に、どなたかが掃除をされたようで、清掃の必要は全くない。
 掃除をして下さった方に感謝をしながら、時折霧雨の舞う北西尾根を下る。
 樹林に入る所で、「ホーホケキョ」の声。ウグイスのさえずりが、繰り返し聞こえてくる。曇雨天が続く冷たい夏の山に、ウグイスは例年になく遅いこの時期まで、さえずりを続けているのであろうか。 



濃い霧の中に立つブナの大木



霧雨の中に突然現れた、大きなスギの倒木




霧雨に濡れる山頂のバイオトイレ



ボタンヅル



ヤマキツネノボタン



コフウロ



色づいていたヤマボウシの実



おとぎ話に出てくるようなキノコ



 
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