笛岳(697.8m) 佐賀県 |
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山頂 |
崩れかけた山頂の石塔 |
石塔の上へ |
T君お楽しみのおやつ |
2014年7月19日 小学一年生のT君は、今日から夏休み。我が家に前泊のT君を誘い、山登りを兼ねて色々な生物が見られる湿原を訪ねることに。 最初は湿原に近い笛岳へ。登山口から、ヤブっぽい登山道を進む。道沿いには、ハナイカダが葉っぱの上に黒い実を着け、オカトラノオやアキノタムラソウの花も見える。 ルートには、T君の背丈ほどのハゼの木が次々に現れる。ハゼにかぶれるのを防ぐため、葉に触れないように注意を促しながら順調に登って山頂へ。 山頂は樹林の中で展望は得られないものの、石を積んだ塔がある。この塔は、二十数年前に訪ねた時には健在であったが、今では一角が大きく崩れて昔日の印象はない。 山頂でおやつタイムのあと、往路を引き返して登山口へ戻り、車で樫原湿原へ。 |
山道を登る |
滑りやすい急坂を下る |
オカトラノオ |
ハナイカダの実 |
アキノタムラソウ |
ヤブハギ |
ムラサキニガナ |
ダイコンソウ |
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案内図を見る |
ハッチョウトンボ 体長は2cmほど 日本では、最も小さいトンボ |
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モノサシトンボ |
2014年7月19日 湿原まで200mほどの所にある、広い駐車場から歩く。 幸いなことに、湿原に着くとボランティアのガイドさんが、T君に付きっ切りで案内をして下さった。 ガイドさんの説明にT君は目を輝かせながら、赤や青、黄色などのトンボを次々に見つける。 湿原にはモウセンゴケの白い花やジュンサイの赤い花も咲いていて、自然観察には最も良い季節である。 来月になれば、この湿原にはサギソウも咲く。次はその頃にT君を誘ってみたい。 |
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キイトトンボ |
シオカラトンボ |
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チョウトンボ |
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ミドリヒョウモン&ヌマトラノオ |
ウラギンスジヒョウモン&ヌマトラノオ |
ノハナショウブ |
モウセンゴケ |
ジュンサイ |
カキラン |
コオニユリ |
ノアザミ |
ウツボグサ |
亀岳(739.8m) 佐賀県 |
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山頂手前の大岩 小さな鳥居があり展望も良い |
三角点のある山頂 |
![]() この指と~まれ 止まったのは、大きなオニヤンマ |
2014年7月19日 樫原湿原から車で登山口へ。林道と作業道の分岐点に、やや広めの駐車スペースがあり、亀岳を示す古い標柱がある。 分岐点から、右へ伸びる作業道を終点まで進む。終点は小さな広場でベンチもあるが、夏草の中。 その広場には二頭の大きなトンボが飛び回りながら、チョウを追いかける。 最初は、ストックを立ててトンボが止まるのを待つが、その気配はない。 そこで方法を変え、白い手袋をしたT君の指を高く掲げてみると、すぐに止まった。 止まったトンボは大きく、黄色い縞模様から、T君期待のオニヤンマ。 T君は、初めて自分の指にトンボを止まらせてやや興奮ぎみ。指から飛び去ったトンボに、再び指を立てるとまた止まる。このトンボは、白い物に興味を示すようだ。 指にトンボを繰り返し止まらせて満足したあと、広場から始まる山道を登る。山道には夏草が茂り、キイチゴやサルトリイバラなどのトゲ植物も次々に現れる。 T君はチクチク刺す蔓に難儀をしながらも、我慢を重ねて鳥居が建つ大岩へ。 ここからは浮岳など、周辺の山々がよく見える。 三角点のある山頂までは、あとひと登り。山頂は樹林の中で展望は得られず、写真を撮って往路を引き返した。 |
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去年のヤマイモの実を鼻に付けて 天狗に変身 |
ススキの中を進む |
ハギ |
トチバニンジンの実 |
ネムノキ |
ミドリヒョウモン |
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