烏ヶ原山(1428m)~上福根山(1545.6m) 熊本県


 
 
経路概念図 クリックで拡大




 
参加した15名の皆さん
参加者は、地元五家荘ならびに
熊本、宮崎、福岡の各県から

 

上福根山山頂



背丈を超えるスズタケが
覆う、整備の直前登山道




2014年5月25日

 泉・五家荘登山道整備プロジェクト主催の登山道整備に参加した。
 参加したのは、地元や県内外からの15名である。
 樅木の横平(よこだいら)集落から延びる林道を車で進み、登山口の先にある作業道の分岐で下車。
 地元の皆さんが3台の刈り払い機を担ぎ、全員が一列になって登る。
 烏ヶ原山を過ぎたところで2班に分かれ、A班は最もヤブのひどいこのあたりを刈り払い、その後は引き返しながら刈り払いを続ける。
 一般の参加者は、刈り倒されたスズタケを片付けながら、その後に続く。
 もうひとつのB班は、上福根山山頂から岩宇土山へ通じる登山道のヤブを刈り払いながら、林道に出会う直前まで下る。
 そのあと、上福根山山頂へ登り返し、山頂からヤブを刈り払いながら、班分けしたところまで引き返す。そこから先はA班が刈り残した部分を刈り払いながらA班の後を追って入山口に戻った。
 この日に整備をしたのは、約5kmである。
 五家荘地域振興会によれば、五家荘には登山対象の山が39座あり、登山道の総延長は137kmに及ぶ。
 この長い登山道の整備は7年前jから続けられ、主要な整備はこの日でほぼ終了した。
 しかし、一部にはルートの分かりづらいところや登山道の崩壊が続いているところ、さらには、最近間伐された木が登山道に重なるように倒されていて、ルートが分からなくなっている所などもある。
 このため、登山道の整備は、これから先も計画的に続けられる見通しであり、次の機会にもまた参加したいと思っている。
 このページに掲載した写真のうち、数枚はMishanから提供をしていただいた。
 

刈り払い機でヤブを刈り分けながら進む



一般参加者は、刈られたスズタケを
片付けながら、刈り払い機のあとに続く


名残のシャクナゲ
 

ドウダンツツジ
 
ツボスミレ


香りの良いハイノキ
 

レスキューポイントの標識
昨年末から今年3月にかけ、五家荘の登山道
157カ所に取り付けられたもの

帰りに立ち寄った樅木にある草花資料館と隣の郷土料理店
「天領庵」に咲き始めていた花 


 
ヒコサンヒメシャラ


 
開き始めたオオヤマレンゲ

 

芳香が漂う開いたばかりの
オヤマレンゲ

 
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