岩宇土山(1347m) 熊本県




中腹から見る五家荘と五木村の境をなす連峰 石楠山から奥座向へ6つの峰が連なる


経路概念図 クリックで拡大






山頂



久連子岳から見る上福根山






2014年2月24日


 この日は、五家荘で2月16日から開かれている「福寿草まつり」の最終日。
 登山口の周辺は災害復旧工事が行われていて、登山者の駐車は観光施設の「古代の里」に準備されており、そこから車道を歩いて登山口へ向かう。
 登山口から急坂を登り、鍾乳洞を経て久連子岳へ。ここからは上福根山が近くに見える。さらに登ると石灰岩のガレ場があり、南方向に五家荘と五木村の境をなす六つの峰々が連なって見える。ガレ場から岩宇土山まではひと登り。
 山頂から上福根山の方向へ下り、鞍部から分岐するオコバ谷へのルートに入る。スギ林の急坂を下ると白崩平に着く。
 一帯にはフクジュソウの大きな群落があり、花はちょうど見頃。良く見ると蕾もあって、花は来月半ば頃まで咲き続けそうである。
 ここのフクジュソウは貴重な存在であり、将来にわたって咲き続けて欲しいと願いながら、オコバ谷の本流へ下る。本流の渡渉地点は岩の崖で、ロープがあるもののやや危険。そこで先月、少し下流に新たな渡渉点が設定された。その新しい渡渉地点で浅い流れを渡り、杉林の中を登って登山道に合流。そこからは、これまでの登山道を下って出発地の古代の里へ。
 古代の里では、おいしい郷土料理をいただきながら、地元の人たちと歓談をして帰路についた。












ヤブツバキ



オモトの実



雪が残る岩宇土山の北側斜面



尾根筋の登山道



中腹に祀られている石仏



久連子岳直下の鍾乳洞
気温の低い時は、たくさんの氷筍が見られる


立ち寄った五木村の道の駅で見た小鳥たち

ホオジロ




手前はスズメ、奥はホオジロ




手前はカワラヒワ、奥はホオジロ



 
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