平家山(1496.5m)〜国見岳(1738.8m) 熊本県

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平家山山頂

 


国見岳山頂 この日に立てた山頂標識



この日の参加者 (Mishan提供)



2014年2月11日

 先週に続き、この日も五家荘の山で進められているレスキューポイントの設置に参加。参加者は、消防署員3名を含めた総勢8名である。
 登山口の気温はマイナス4℃。冬山の装備で平家山へ向かう。 前夜からの強い風をを心配していたが、平家山に着く頃には風も治まり、空は雲ひとつない絶好の冬山日より。
 平家山山頂の積雪は30〜40cmほど。サラサラの雪を踏みながら国見岳を目指す。雪が積む広い尾根筋はルートが分かりづらいものの、脊梁の山に精通したM ishanをリーダーに順調に進む。
 事前調査で取り付けていた、仮のポイント板を正規の看板に取り替えるのは、救急救命士でもある若い消防署員さん。先輩署員さんの指導で、てきぱきとこなす姿は私たちの目に頼もしく映る。
 この日は見通しが良く、国見岳の頂からは東に祖母や大崩の山々、そして西には、雲仙の平成新山も見える。
 国見岳の山頂には山頂標識がなかったために、地元で準備をしていただいた山頂標識を立てて全員で記念撮影。その後、新登山口を経て林道のゲートへ下山。ゲートには、地元の人が迎えの車で待っていて下さった。その車で平家山登山口まで送っていただいて、この日の予定を終了した。
 昨年12月から始まったレスキューポイントの設置は、この日で6〜7割ほどが終了。熱意に満ちた消防署員さん達を応援するために、これから先も可能な限り参加したい。










 

平家山へ向かう二つ目の渡渉地点

 

青空に映える霧氷



積雪30〜40cmの斜面を進む

 
 

縦走路から見る天主山



縦走路から見る国見岳



国見岳から見る阿蘇高岳、根子岳 右奥はくじゅう連山




国見岳から見る雲仙の平成新山 山頂には雲



イチイの大木



青空に枝を広げるブナの大木



シャクナゲにできた雪の綿ぼうし



倒木と雪のコラボレーション



レスキューポイントの取り付け
救急救命士でもある若くて頼もしい消防署員さん



  雪の上へ突然倒れた人に、心臓マッサージを施す
  消防署の救助隊長さん
  結果は・・・ 見事に蘇生
  迫力のあるプロの実技は、勉強になりました

  

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