石楠山東峰(1450m) 熊本県


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この日に再び立てた山頂標識



一週間前、地域消防署の職員さんと山頂に取り付けた看板

 



2014年2月4日

 この日は、無くなった山頂標識の再設置。昨年9月下旬に登った時には立っていた山頂標識が無くなったため、地元の皆さんが再発注をして準備して下さった標識を持って山頂へ向かう。
 前日の穏やかな天気とは打って変わり、登山口の気温はマイナス4℃で粉雪も舞う。石楠越から先は風が強く、その風に自然林全体がうなり声をげ、突然の烈風に体もふらつく。
 強風と濃いガスの中、山頂にある補点の石柱を確認し、登山者の安全を願いながら標識を立てる。
 標識を立て終わる頃から吹雪となり、往路を慎重に引き返して登山口に戻った。

 五家荘の山は鈍頂が多く、尾根幅も広いためにどこが山頂なのか分かりづらい。  このような地形から、山頂標識は現在位置を知る重要なものであり、道迷いを予防する大切な標識でもある。この大切な標識が、再び持ち去られることのないように願うばかりである

 


濃いガスに霞む自然林







霧氷



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