Back


古処山(859.5m)〜屏山(926.6m)〜無名峰(860m)〜馬見山(977.8m)〜屏山(926.6m)  福岡県



古処山からの眺め 左奥は耳納連山、右奥は宝満山〜三郡山



 屏山から北方向の眺め 中央は嘉麻市の田園地帯


経路概念図 クリックで拡大  





 馬見山からの眺め
 右奥は英彦山、中央は犬ヶ岳 左端小さな鋭峰は求菩提山




コショウノキ




古処山山頂

2013年12月3日

 朝倉市秋月の登山口から、馬見山を往復するのは20数年ぶり。
 登山口の近くにはシマカンギクが咲き、古処山の山頂近くには、コショウノキに白い花が一輪。
 古処山山頂から大きく下り、屏山へ登り返す。屏山の頂は北方向が開け、雲の切れ間から射す冬の日ざしに、麓の田園が浮かびあがるように見える。
 屏山から一旦下り、無名峰へ緩やかに登る。無名峰の手前には、地図のA地点に巻き道を示す写真の道標がある。この巻き道は帰りに通ることにして、無名峰の頂へ。

 無名峰の頂は樹林の中で展望はないが、馬見山への登りから振り返ると、屏山との間に美しいカーブの吊り尾根で結ばれている。
 無名峰ははっきりとしたピークであり、以前から地形図に山名を記載していただきたいと願っている。このことは機会を見て、無名峰で接する朝倉市と嘉麻市に提案をしてみたい。そして、地形図に記載する山名は、地元の呼び名にしていただくのが最も良いと思っている。

 無名峰から宇土浦越へ下り、そこから馬見山への急坂を登る。登山道が通る尾根の自然林はすっかり葉を落とし、時折吹く風は冷たくて真冬の様相である。
 馬見山の山頂標識は2カ所、手前の三角点のところとその先40mほどのところにある。
 三角点のところは東から北方向が開けていて、英彦山や犬ヶ岳が良く見える。三角点の先にある二つ目の山頂標識のところは、東から西へ雄大な風景が広がる。
 馬見山で昼食を済ませ、往路を引き返す。無名峰は巻き道を通り、屏山へ登る。その後、古処山との鞍部のすぐ先から古処山を巻くように紅葉谷へのルートを下って駐車場に戻った。

 今回のルートのうち、登山口から馬見山までは良く保全され道標もある。しかし、復路の屏山と古処山の鞍部の先から紅葉谷へのルートは私製の標識が幾つかある程度。また、この時期は落ち葉で踏み跡の分かりにくいところもあるので、地図と磁石は携行したい。


 
シマカンギク



屏山山頂



イズセンリョウの実



馬見山山頂(三角点)

ニシキキンカメムシの幼虫



サルトリイバラの実




秋月登山口の駐車場そば



マユミの実



登山口の近くで見たイチョウの落ち葉



イヌビワの黄葉



オモトの実



ヒメウラシマソウの実?



マムシグサの実



Back