鷹取山(801.8m)  福岡県



山頂からの眺め 北方向 筑紫平野の先に、T君が登った古処山や英彦山が霞んで見える

 
 

山頂からの眺め 南方向 左奥にはT君が登った福岡県の最高峰釈迦岳も見える


経路概念図 クリックで拡大





山頂



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山頂の説明版



元気に登る


2013年11月23日


 孫のT君6歳は、ひと月半ぶりの山登り。秋晴れの中、久留米市田主丸町の「県立ふれあいの家」から尾根道を登る。途中には10〜30cmほどの石ころを撒いたような道が続き、うっかり浮き石に乗って転ばないように慎重に進む。大人には支障のない石ころ道も、足の短い彼にとてはかなりやっかいのようで、登る速度は大きく低下。しかし、急がず休まず、T君のペースで登る。彼は疲れて立ち止まることはあっても腰を下ろすこともなく、根気よく登って山頂へ。出発してから山頂まで3時間。T君は大人の2倍ほどの時間を要したが、彼の頑張りに拍手喝采である。
 山頂からは、T君がこれまでに登った英彦山や古処山、それに福岡県の最高峰釈迦岳などが霞んで見える。

 山頂でお昼ご飯のあと往路を引き返し、途中から「えぐ水」コースに入る。このコースも大小の石が露出し、路面が浸食されて溝状に50cmほど切れ込んだところもあるなど、T君には歩きにくい道が続く。
 途中にある「えぐ水」は水量もあり、手にすくって口に含むと旨い。後日、「えぐ水」の謂われを地元の役所に尋ねると、名水であることを殿様に知られるのを避けるために、あえて「えぐみのあるまずい水:えぐ水」としたそうである。
 「えぐ水」までは林道の支線が通じている。支線を少し下った所から道標にそって登山道に入り、再び支線に出て林道の本線に合流。そこからは、林道を歩いて出発地点に戻った。
 下りの時間は3時間弱、中食を含む所要時間は6時間ほど。T君にとっては英彦山同様に長時間の山登りで、疲れを心配していた。ところが、下山後も元気な笑顔を見せ、「あしたはどこのお山」と問いかけるなど、体力的には余裕の山登りであった。


 

疲れたところは、おばあちゃんと
電車ごっこで登る


山頂でお昼ご飯



名水と言われる「えぐ水」




手に持っているのはフユイチゴ
一粒お口へ





岩が露出する登山道を下る



帰り道 車道を下って車のところへ



この日の登山口である、県立ふれあいの家周辺の紅葉

 

シロヨメナ

 

ツルリンドウの実

 

ヤブコウジの実



マムシグサの実

 
 

ミツマタの蕾


 

ナルコユリの実


 

マユミの実

 

フユイチゴ



チャ

   


イズセンリョウ

 


イチョウ
 



マイマイカブリ
 




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