屏山(926.6)〜古処山 (859.5m) 福岡県


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屏山山頂


屏山手前の自然林


石灰岩の造形


2013年8月16日

 古処林道の終点から、紅葉谷ルートで屏山へ向かう。渓流の水は少なく、登山道はカラカラ。
 途中のツゲ林は、いつもは心地よい緑のトンネルである。しかし、今日はツゲの緑も薄く見える。この夏は猛暑と小雨で、山全体が乾いているようだ。
 屏山の山頂は、北方向が開けて展望の良いところ。ところが、この日は濃い霞で遠景はぼんやり。写真も撮れない状況である。
 屏山から往路を引き返し、古処山頂を経て林道の終点に戻った。
 期待をしていた、スズムシバナの花はしぼんで元気がなく、この可憐な花にも乾燥の影響が現れており、ひと雨欲しいところである。

 この日、もう一つ気になったのはアブのこと。毎年この時期には、たくさんのアブが体にまとわりつく。ところが、この日は一匹のアブも近づいて来ない。何か、異変が起きているのであろうか。
 そのほかに、山でよく見るスズメバチも今年は見ない。平地のアシナガガチも同じである。数年前から、ミツバチの大量失踪が大きな問題となっており、このことと関連があるのであろうか、気がかりな状況である。

名残のオオキツネノカミソリ


ヒヨドリバナ


オオハンゲ


クロバナイヨカズラ


カラマツソウ


ボタンヅル


ガマズミ

 スズムシバナ 


ツゲ林のトンネル

 
山頂近くのナシ

 

ハグロソウ


イヌビワ


実をつけたオモト



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